【トルコ旅行記①】ギョレメの洞窟ホテル|Majestic Cave House 宿泊記パート1(アクセス・客室・Wi-Fi・洗濯)

トルコ
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こんにちは。沖縄出身・関東在住のSannie(X(旧Twitter) /Instagram)です。

お盆休みのハイシーズンに、8泊10日でトルコを旅行してきました(行き帰りはどちらも乗り継ぎ+機内泊あり)。

前半はカッパドキア・ギョレメに3泊4日滞在し、そこで宿泊したのが 「Majestic Cave House」 です。

アットホームで居心地が良く、立地も観光に便利。

私たちが泊まったお部屋はラグジュアリーではありませんが、「清潔さ・コスパ・アクセス」を重視する方にはぴったりのホテルでした。

この記事では、ホテル選びの理由・立地・アクセス・客室・Wi-Fi・洗濯サービスについて、写真とあわせて詳しくレビューします。
(※共用部・朝食・スタッフ対応は【Part2】で紹介します。)

Majestic Cave Houseを選んだ理由(観光のしやすさと・値段のバランス)

洞窟ホテルに泊まってみたかった

今回のカッパドキア滞在では、せっかくなら「洞窟ホテルに泊まってみたい」というのが第一の希望でした。

さらに、「街中ではなく、気球がよく見える高台エリアに泊まりたい」という条件もありました。あわよくば、ホテルからも気球が良く見えたら嬉しいなという気持ちも。

ただし、訪れたのは気球のベストシーズンで、日本からの航空券も割高。洞窟ホテルは全体的に料金が高めなので、「ラグジュアリーさは求めず、清潔感がありコスパの良いホテル」を探すことにしました。

その条件に合致したのが Majestic Cave House でした。

ギョレメエリアに泊まりたかった

もし豪華さを重視するなら、ユルギュップやウチヒサル周辺にラグジュアリーホテルが揃っています。

しかし、私たちが重視したのは「気球ツアーへのアクセスの良さ」と「飲食店や観光スポットの充実度」。その点で、やはり ギョレメエリアが最適 だと判断しました。

結果は大正解。

3日間、毎朝違った角度から「気球と奇岩の絶景コラボレーション」を楽しむことができました。

この記事に写真を追記する予定なので、ぜひそちらもチェックしていただければと思います。

Majestic Cave Houseのアクセス方法と立地

送迎車を予約

私たちは空港からの移動に、GetYourGuide経由で「ネヴシェヒルまたはカイセリ空港のプライベート乗り合い送迎サービス」を利用しました。

料金は 2名で3,188円(2025年8月時点)でした。

ホテルをBooking.comから予約した際、ホテル経由でも乗合バスの手配ができると案内がありましたが、料金は大きく変わらず、予約の管理を一括でできる方が便利だったため、GetYourGuideを選びました。

ルートはGoogleマップ上で2通りありますが、実際には空港を出てすぐ橋を渡り、アヴァノスの街の横を通過したので、おそらくこちらの経路だったと思います。
所要時間は1時間弱

Majestic Cave Houseはギョレメ中心地から近く、しかも高台に位置していますが、乗り合い送迎でも私たちが最初に降車できました。

送迎の詳細や予約方法については、後日別記事で詳しくご紹介する予定です。

GetYourGuide JP

周辺の飲食店・観光地の有無

ホテル周辺はホテル街ですが、坂を降りるとすぐにギョレメ中心地に出られます。

レストランやカフェも充実しており、フラッと歩くだけで食事場所に困ることはありません。

3泊4日の滞在中、気に入って3回も通ったカフェもありました(詳細は別記事でご紹介します)。

また、有名な ギョレメ野外博物館 も徒歩圏内にあり、観光拠点として非常に便利な立地です。

周辺の静かさ

写真の通り、高台の斜面には複数の宿泊施設が並んでいます。

ギョレメの中心地からすぐ近くですが、比較的落ち着いた環境で過ごせるのが魅力です。

また、ホテルの上部には「気球とギョレメの街並みを一望できる高台」があり(有料スポット・別記事で紹介予定)、絶景を楽しむこともできます。

ホテル自体が高台にあるため、当然ながら坂の上り下りは必要です。

足腰に自信のない方にはやや大変かもしれませんが、デスクワーク中心のアラフォー夫婦でも、滞在中は問題なく毎日複数回往復できました。

ちょっとした運動にもなるので、むしろ健康的に感じられました。

Majestic Cave Houseの客室の詳細(広さ・設備・眺望)

私たちが宿泊したのは「Junior Cave Suite」というお部屋です。

実際には、フロントや朝食会場のあるフロアからワンフロア上がった場所にあり、部屋番号は103号室でした。

入口の横に小さな窓があり、換気できるのはここだけになります。

お部屋の前にはイスが置かれていましたが、お隣の部屋も私たちもほとんど使うことはありませんでした。

毎朝、お掃除スタッフのおばさんがその椅子に腰かけ、タバコを吸いながらにこやかに挨拶してくれるのが印象的でした。

ちょっとしたことですが、トルコらしいおおらかさを感じられて、個人的には微笑ましく面白い光景でした。

ちなみに、トルコはタバコ大国で、街中でも喫煙している人を多く見かけます。苦手な方もいるかもしれませんが、あまり気にしすぎず「そういう文化なんだな」と思って過ごすのがおすすめです。

寝室(ベッド・ドレッサー)

思ったより明るい雰囲気の寝室でした。あ、ちなみにフロントへ直通の電話などはありません。小さいホテルなので、フロントにすぐに相談しに行く事ができます。

ジュニアスイートなので仕切りの扉はありませんが、寝室とリビングはしっかり分かれており、落ち着いて過ごせます。

ベッドサイドには、トルコらしいチューリップ柄のアートや伝統的なお皿のオブジェ、トルコランプが配置されていて、温かみのある雰囲気。

ベッドの寝心地も良く、端が沈むこともなく快適でした。普段はシングルベッド2台で寝ている私たちでも、窮屈さを感じにくかったです。

収納には予備のお布団も用意されていました。

また、ベッドルームにも壁掛けのテレビがありますが、滞在中は一度も使用しませんでした。

ちょっと斜めになっていたのもご愛嬌ですが、机と大きめの鏡がありドレッサー代わりに使えました。

専用ライトがなかったので、少し暗めに感じたのは残念ポイントです。

部屋の右手にはインテリアとしてミシンが置かれており、その横にケトル・コップ・ティーパックなどのセットがありました。

お水も毎日補充されるのはありがたかったです。

夏の滞在だったこともあり、日中は暑く、朝は朝食会場で飲み物をいただけたので、客室に用意されたティーパック類は結局ほとんど使いませんでした。

👉️朝食会場についてはこちらへ:ギョレメの洞窟ホテル|Majestic Cave House 宿泊記パート2(共用部・朝食・スタッフ対応・宿泊費)

リビング(ソファ・テレビ・冷蔵庫・収納)

部屋に入ってすぐ目に入るのがリビングスペースです。

公式サイトのJunior Cave Suite紹介ページには一人掛けソファが2台写っていましたが、実際には「横になれるほど大きめのソファ1台」と「一人掛けソファ1台」の組み合わせでした。

壁には大きな絵が描かれていましたが、個人的には少し「微妙…」と感じました(笑)。目元が強調されていて、子どもが見たら少し驚くかもしれません。

反対側には壁掛けテレビがあります。位置はやや高めでしたが、私たちは海外旅行中にテレビを観ないので使用しませんでした。

玄関ドアの鍵は「海外あるある」で開閉にコツが必要です。慣れるまでは少し大変ですが、滞在中に使いこなせるようになります(笑)。

リビングの中央には小さな窓があり、換気口代わりになっていました。エアコンはないため、日中は窓を開けて風を通すのがおすすめです。

夜は肌寒いくらいでしたが、ホテル自体が外部からの出入りに安心感のある環境だったので、玄関ドアも開けて涼しい空気を取り入れていました。

ソファ横には収納スペースがあり、その下にはガラス扉の冷蔵庫があります。

冷え方はゆるやかで、常温の水を一晩入れておくと翌朝にはしっかり冷えている、といった具合でした。

クローゼットの中には予備の毛布が置かれていました。ただ、あまり使われていない様子だったので、気になる方はフロントに交換をお願いすると安心です。

今回はシワになりやすい服を持っていかなかったため、クローゼット自体はほとんど使いませんでした。

水回り(バスルーム・トイレ・アメニティ)

バスルームは非常に広く、全体的に清潔感がありました。もっと古い雰囲気を想像していたので、良い意味で拍子抜けしました。カビなども気になりません。

洞窟ルームのため窓はありませんが、天井中央付近に換気扇のようなものが設置されていました(実際に稼働しているかは不明)。

壁には再び「謎のイラスト」が描かれており、こちらはあまり好みではなかったので、タオル掛けを活用して常にタオルをかけ、視線を避けて過ごしました(笑)。

鏡は大きめで、真上にライトがあり意外と明るかったです。ドライヤーも設置済み。

室内用のスリッパも置かれており、トイレットペーパーはスペアも含めて十分に用意されていました。

アメニティは3日分あり、シャンプー、リンス、ボディソープ、石鹸、ひげ剃り、シャワーキャップ、綿棒が揃っていました。

ラベルにはカッパドキアの奇岩イラストが描かれていて、地元製品かもしれません。

タオルは部屋入口左手の棚に置かれており、毎日交換してくれました。ただし2日目だけフェイスタオルの補充が抜けていましたが、翌日にはきちんと戻っていました。

気づいたのが夜だったので特に依頼しませんでしたが、困ったことがあってもフロントに常にスタッフがいるので、頼めばすぐ対応してもらえます。

トイレも清潔でした。もちろんトルコではティッシュは流せないので、横のゴミ箱へ捨てます。

トルコ式のウォシュレット(水道の蛇口をひねると出るタイプ)もあり、使いやすさは東南アジアのウォッシュガンよりも清潔で快適に感じました。

シャワーには扉がなく、水が外に跳ねてしまいます。良くも悪くも、空間が広いので気になりません。というか、諦めがつきます。

お湯はしっかり熱く、水圧も十分。夏にもかかわらず夜は肌寒い日があったので、温かいシャワーに安心感がありました。

Majestic Cave HouseのWi-Fiと洗濯について

Wi-Fiについて

各部屋に専用のWi-Fiルーターが設置されていました。

1階フロアのお部屋は、小さな窓しか無いので、いわゆる洞窟ホテルらしい「地下感」があります。

そのため、使用しているSIMカードの通信状況によっては、電波が届きにくいと感じるかもしれません。

私たちは滞在中「Holafly(オラフライ)」のeSIMも併用していましたが、ホテルのWi-Fi速度も十分で、動画視聴や調べものに困ることはありませんでした。

モバイル通信のギガ数を節約したい方は、ホテルのWi-Fiをうまく活用すると良いと思います。

洗濯について

ホテル内にはコインランドリーや洗濯機の設備はありません。

ただし、フロントにお願いすれば洗濯物を預かってくれ、(恐らく)街のランドリーサービスに代理で出してくれました。

ちなみに、街のランドリーに直接持ち込む場合は、1回あたり約800トルコリラ(2025年8月時点)というレビューを見かけました。一方、ホテル経由でお願いしたところ、料金は900トルコリラ(依頼時点)でした。

差額の100トルコリラ分はフロントの方の手間代だと思いますが、日本円にして約400円程度で請け負ってくれるなら、後から考えると逆に申し訳ない気持ちにもなりました。

実際に利用してみても、自分たちで持ち込む手間を省けるのはとても助かりました。長期滞在や荷物を軽くしたい方には、フロントの方に相談なさってみてください。

共用部・朝食・スタッフ対応・宿泊費についてはパート2の記事へ

ここまで、Majestic Cave Houseを選んだ理由やアクセス、客室の詳細、Wi-Fiや洗濯についてレビューしました。

清潔感とコスパのバランスが良く、立地も便利なので、私たちのように「洞窟ホテルを体験したいけど価格は抑えたい」方にはとてもおすすめできます。

次回【Part2】では、共用部の雰囲気・朝食ビュッフェ・スタッフ対応を中心にご紹介します。

ホテル全体のアットホームな雰囲気や種類豊富な朝食など、滞在中の楽しみが詰まっていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 続きはこちら:ギョレメの洞窟ホテル|Majestic Cave House 宿泊記パート2(共用部・朝食・スタッフ対応・宿泊費)

「Majestic Cave House」基本情報

Majestic Cave House(マジェスティック ケイブ ハウス)

・住所:İsali Gaferli Avcılar Mah. No:11, Göreme, Nevşehir, Turkey
・電話:+90 384 271 28 80
・チェックイン:14:00 / チェックアウト:11:00
・朝食:8:30–10:00(ビュッフェ)
・客室:10室前後(洞窟タイプ・スイート)
・Wi-Fi:無料(各室ルーター)
・設備:テラス、朝食会場、ランドリー手配可(外部)
・送迎:空港シャトル手配可(有料)
・予約:Booking.com「Majestic Cave House」
・公式サイト:https://www.majesticcavehouse.com/
・Instagram:https://www.instagram.com/majestic_cavehouse/
※料金や営業時間は訪問時のもの。最新情報は公式でご確認ください。

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