夫と2人、ゴールデンウィークを利用してフィリピンのセブ・マクタン島へ5泊6日の旅行に行ってきました。
今回は、地元の人々の活気に触れられる、セブ最大級の市場「カルボンマーケット」を訪れた際の驚きと発見を、私なりの視点でお届けします。
こうした東南アジアのローカル市場が好きな方には、興味深い場所だと思います。
ただし、私たちは日中に夫婦2人で訪れ、周囲や手荷物に気を配りながら歩きました。市場の外まで進んだところでは不安を感じたため、この記事では市場内と周辺で感じた違いも含めて紹介します。
カルボンマーケットとは?
カルボンマーケットは、セブ市中心部にある大規模なローカルマーケットです。野菜や果物、魚などの食材をはじめ、日用品や衣類、雑貨、屋台グルメまで幅広く並んでいます。
観光地というより、地元の人たちが普段の買い物に利用する市場という印象。東南アジアのローカル市場を歩くのが旅の楽しみのひとつなので、今回のセブ旅行でも足を運んでみました。
カルボンマーケットの治安は?実際に歩いて感じたこと
日中に市場内を歩いたときの印象
正直、私たちが日中に歩いた市場内の印象は、これまで訪れた他の東南アジアのローカル市場と大きく変わりませんでした。
少なくとも市場内を歩いている間は、後述する住宅エリアほど強い不安は感じませんでした。
有名観光地を巡るのとは少し違い、地元の人たちの日常の買い物風景を垣間見ることができます。派手な出来事があるわけではなく、本当に日常にお邪魔させてもらったような感覚でした。
私たちが訪れたときは、体がぶつかるほどの混雑ではありませんでした。それでも、スマートフォンやバッグなどの手荷物には気を配りながら歩きました。
市場外の住宅エリアで不安を感じた場面
ここから先はカルボンマーケットの外になりますが、どうやら住宅地のようでした。

この辺りまで来ると、市場内とは雰囲気が変わり、私たちはかなり緊張しました。地元の人にとっては日常の場所なので、観光客の私たちが入り込みすぎたのだと思います。
落ち着かない様子の人を見かけたり、私たちに向けられる視線を強く感じたりして、これ以上進むのはやめることにしました。
あくまで私たちが訪れたときの体験ですが、市場の散策と周辺の住宅エリアは分けて考えた方がよいと感じました。
カルボンマーケットを歩くときに気をつけたいこと
私たちは日中に夫婦2人で歩きましたが、海外のローカル市場を歩くときと同様、貴重品の管理には注意が必要です。
在セブ日本国総領事館からも、セブではスリや置き引きなどへの注意が呼びかけられています。
私たちが実際に歩いた経験も踏まえると、次のような点は意識しておきたいところです。
- スマートフォンは手に持ったまま歩き続けず、使わないときはバッグにしまう
- 財布などの貴重品は、バッグの取り出しやすい場所に入れない
- バッグや荷物から目を離さない
- 必要以上の現金や貴重品は持ち歩かない
- 市場を外れて人通りの少ない路地や住宅地へ入り込まない
- 初めて訪れる場合は、できれば明るい時間帯に歩く
私たちは市場内を歩いている間に強い不安を感じたわけではありませんが、周囲の雰囲気が変わったと感じた場所では、それ以上先へ進みませんでした。
カルボンマーケットを訪れる際も、周囲の様子を見ながら無理をしないことが大切だと思います。
自力で歩くのが不安ならガイド付きツアーも選択肢
カルボンマーケットには行ってみたいけれど、自分たちだけで歩くのは少し不安という方は、ガイド付きツアーを利用する方法もあります。
現在確認できるツアーには、ほかの旅行者と一緒にカルボンマーケットやセブ市内を歩く少人数ツアーと、夫婦や家族だけで参加できるプライベートツアーがあります。
▼少人数で参加したい方
GetYourGuideには、最大10名の少人数でセブ市内を歩く「Historical Street and Food Tour」があります。カルボンマーケットのほか、サントニーニョ教会やマゼランクロスなどもガイドと一緒に巡る約3時間のツアーです。
ガイドは英語ですが、自分たちだけで市場を歩くことに不安がある方や、セブ市内の観光スポットも一緒に回りたい方に向いています。
▼夫婦や家族だけで回りたい方
Klookには、カルボンマーケットとPuso Villageを巡る3〜4時間のプライベートツアーがあります。
市場のメインホールや生鮮食品、ローカルフードなどをガイドと一緒に見て回れるので、カルボンマーケットそのものをじっくり歩いてみたい方はこちらの方が内容は合っています。送迎あり・なしも選択できます。
案内言語は英語・フィリピン語です。日本人参加者の口コミには日本語も交えて案内してもらえたという例がありますが、日本語ガイドが確約されているツアーではありません。
▼日本語ガイドを優先したい方
日本語ガイド付きのセブ市内観光ツアーもあります。
ただし、現在確認できるVELTRAの定番市内観光ツアーでは、カルボンマーケットは車窓からの見学となっており、市場内を歩く行程は含まれていません。
「日本語で案内してほしい」のか、「カルボンマーケットの中を実際に歩いてみたい」のかで、選ぶツアーが変わります。
カルボンマーケットへの行き方|Grabで設定した場所
マゼラン・クロスからカルボンマーケット周辺までは徒歩約5分です。
私たちはセブ市内の別の場所からGrabで向かいました。
目的地のピンをどこに設定するか迷ったため、訪問時は「JRB FRUITS」というスーパーマーケットのある交差点を目的地に設定しました(中には入りませんでした)。
Grabから降りた瞬間、東南アジアのローカル市場らしい熱気に心が躍りました。こういう雰囲気が好きな方には、たまらないと思います。

マゼラン・クロスも訪れる予定なら、実際に見学したときの様子はこちらの記事で紹介しています👇️
カルボンマーケットを実際に散策|売り場の様子
野菜・果物・魚が並ぶ屋外エリア
パステルカラーのパラソルが並ぶ通りには、山積みにされた野菜や、雑に割られたフルーツが置いてあったり、強烈なアジア感が漂います。

カボチャを見かけると、つい写真を撮ってしまいます。市場調査。(笑)

今まで見た中でも、なかなか“ワイルド”なドリアン売り場!もちろん、香りもかなり強烈でした。

フルーツジュースを売る、いかついお兄さんの屋台。

魚を扱う通りなどもありましたが…魚売り場は正直、かなりの激臭(笑)申し訳ないですが、口呼吸で乗り切った!

私たちは買い物目的ではありませんでしたが、ローカルの暮らしを垣間見る体験としてはとても興味深かったです。

通りによって売られているものもさまざまで、歩いているだけでも見応えがありました。
CARBONの建物内にあったフードコート
私たちが訪れた2025年には、しばらく歩くと「CARBON」と書かれた大きな看板がある立派な建物が見えてきました。

外ではランタンやカゴなどを売る一角もあり、中に入るとローカルの人々でにぎわうフードコートに。

私は暑さにやられて水しか飲めませんでしたが、軒下で少し休憩できたので助かりました。

ここで、「味方マンゴー(Mikata Mango)」を見つけた夫がシェイクを購入。大きなサイズで、これだけでお腹が満たされたそうです。

お腹に余裕がある方は、ローカルの雰囲気を味わいながら軽食を楽しんでみるのもよいかもしれません。
生活用品や衣類が並ぶエリア
さらに進むと、布製品や生活雑貨が並ぶエリアに。

東南アジアのローカル市場らしい、雑多な雰囲気が一気に濃くなります。

若者向けの洋服エリアもあり、「おしゃれしたい」という気持ちはどこの国でも共通なのかもしれません!

トイレ売り場もありました。路上に直起きがワイルド。そして、中央の電柱の斜め具合も個人的には大好きです。
カルボンマーケット周辺を歩いたあとは、冷房の効いたカフェでひと休みするのもおすすめです。
私たちはセブ市内観光の途中で「Every Day Coffee and Tea」に立ち寄りました。
セブ市内観光の休憩に寄ったEvery Day Coffee and Tea
カルボンマーケットの基本情報|場所・営業時間
Carbon Market(カルボンマーケット)
所在地:M. C. Briones St, Cebu City, Cebu, Philippines
アクセス: マゼラン・クロスからカルボンマーケット周辺まで徒歩約5分。私たちはセブ市内からGrabを利用して訪れました。
営業時間:早朝~日没
入場料:無料
予約:不要
所要時間の目安:約1時間
特徴:
・セブ市内にある大規模なローカルマーケット
・野菜、果物、魚、肉などの生鮮食品から、衣類や日用品まで幅広く並ぶ
・2026年現在も再開発が進められており、訪問時とは売り場や動線が変わっている可能性があります
訪問時の注意点:
混雑している場所では、スマートフォンやバッグなどの手荷物に注意してください。
※私たちが訪れたのは2025年です。再開発が続いているため、現在の売り場や建物の状況は写真と異なる場合があります。
まとめ|ローカル市場を歩きたい人は注意点を確認して判断
カルボンマーケットは、セブ市内のローカルな空気を間近で感じられる市場でした。
私たちが日中に市場内を歩いた範囲では、これまで訪れた東南アジアの市場と大きく変わらない印象でしたが、周囲や手荷物への注意は必要だと感じました。
一方、市場の外の住宅エリアまで進んだときは雰囲気が変わり、私たちは不安を感じて引き返しました。市場内での体験と、周辺まで歩いたときの印象は分けて考えた方がよいと思います。
私たちは日中の明るい時間帯に訪れ、暗くなる前に戻りました。訪れる場合は、手荷物に気を配り、再開発による現在の売り場や動線の変化も踏まえて行動するのがよさそうです。
観光地化された場所とは違うセブの一面を見てみたい方には興味深い場所だと思いますが、誰にでも勧めたいというより、こうしたローカル市場が好きな方が注意点を理解したうえで判断する場所、というのが私の感想です。

写真は沢山撮ったのですが、このブログに載せるには膨大すぎるので、いつかInstagramに投稿したいと思います。
このあともセブ市内を観光するなら、カルボンマーケット周辺にはサントニーニョ教会やマゼラン・クロスなどの見どころがあります。私たちは日曜ミサの時間帯にサントニーニョ教会を訪れました。
もう少しセブ市内を歩くなら、サン・ペドロ要塞も同じ日に回りやすい場所です。私たちはマゼラン・クロス、サントニーニョ教会とあわせて訪れました。
