ウチヒサール城観光と散策|登らず歩いて楽しむカッパドキアの城塞跡

トルコ

こんにちは。沖縄出身・関東在住のSannie(サニー)です。X(旧Twitter)Instagramのフォローもよろしくお願いします。

夫と2人で、憧れだったトルコ旅行へ!前半はカッパドキア・ギョレメに3泊4日滞在しましたが、プライベートツアーで訪れた「ウチヒサール城」についてご紹介したいと思います。

先にお伝えしておきますが、私たちはウチヒサール城には登りませんでした。笑

ウチヒサール城を外から眺めるだけでも十分に良い体験になったので、その時の経験をシェアしたいと思います。

行こうかどうか迷っている方、また、カッパドキアの観光スポットをお探しの方の参考になれば幸いです。

ちなみに、ウチヒサール城を見終わった後に休憩スポットとして利用したカフェのことも別記事で紹介しています。

👉️ウチヒサールでカフェ休憩。妖精の煙突の内部を見学できるPeri Cafe Cave Man

ウチヒサール城を背にした大規模な妖精の煙突と鳩の小屋

ウチヒサール城とは?カッパドキア観光で知りたい城塞跡

ウチヒサール城(Uçhisar Kalesi / Uchisar Castle)は、トルコ・カッパドキアのウチヒサールにある岩山を利用した城塞跡です。

火山性の凝灰岩をくり抜いて造られた地域らしい景観の中にあり、かつては防衛や避難の役割を持っていたとされています。

現在はカッパドキア観光や散策で立ち寄られる、高台の展望スポットとして知られています。

カッパドキアの高台にそびえるウチヒサール城の岩山

ウチヒサール城観光の入口|現地ツアーで訪れた場所

私たちは、プライベートツアーの中に組み込んでもらい訪れました。

現地に着いたら、受付でチケットを購入。ガイドさんが対応してくださいました。

私たちが訪れた2025年8月時点では、入場料は1人320トルコリラでした。
※料金は変更される可能性があるため、最新情報は現地でご確認ください。

ウチヒサール城の公園エリアの入口

ある程度、ウチヒサール城の説明をしたり、夫と2人の写真を撮ってくれた後は、ガイドさんとドライバーさんはこの付近で待機していたようです。帰りの集合場所もここでした。

ウチヒサール城の公園エリア周辺にある飲食店

色々と売店などもありましたが、お土産にはあまり興味が無かったこと(他でも見る機会があったので)、それと行きたい場所(カフェ)があったので一旦ここはスルーしました。

興味のある方はぜひ、現地でご覧になってみてください。

なお、念のための補足ですが、私たちが行った実際の入口は下記になります。

Googleマップで「ウチヒサール城」と検索して出てくる場所へ向かえば、高い位置からウチヒサール城に入ることができますが、この入口付近はウチヒサール城の周りが公園のようになっています。

そのため、ウチヒサール城の中に入る(登る)予定がない方や、ウチヒサール城の全体を眺めてみたい方にもおすすめです。

ウチヒサール城の周りを散策|登らなくても楽しめる景色

前述した通り、ウチヒサール城付近は公園のようになっている場所なので、写真を撮ったり散策したりと、自由に動き回れます。

私たちが訪れたときは意外と観光客の人も少なかったので、ウチヒサール城の中を登るよりも、かえって満足度が高かったんじゃないかなと今さらながら思っています。

ウチヒサール城周辺にある鳩の小屋と人が使っていた形跡

正直、カッパドキアでは景色の良い場所が数多くあり、似た地形の景色が続いていたなというのが率直な感想です。

いくらウチヒサール城が近隣で一番高い場所とはいえ、私たちには眺望の印象が大きく変わるようには感じられませんでした。

それなら、ウチヒサール城から周辺を眺めるよりも、周囲を散策しながらウチヒサール城そのものを見上げた方が、個人的には面白いのではないかと思いました。

皆さんはどう思いますか?

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昔の人の生活の知恵が残るカッパドキアの妖精の煙突

妖精の煙突とも呼ばれる火山性の凝灰岩が、鳩の小屋として使われていた形跡を残したまま現存しているのは、本当にすごいことですよね。

カッパドキアの多くの街では、かつて使われていた岩窟住居や洞窟空間を活かし、ホテルなどとして利用されている場所も多くあります。

可愛らしい窓がはめ込まれた妖精の煙突は、現在も人が利用しているところもある

よく見ると、小さな窓にガラスがはめ込まれている凝灰岩もあり、かつては人が生活していたり、現在も何かしら利用されているような様子が見て取れます。

ウチヒサール城付近には、個人で経営しているカフェもある

ウチヒサール城に近づくにつれて、何箇所かカフェ営業しているようなところもありました。上記の写真は、その一角です。

もしお時間に余裕があれば、利用してみるのも良いですね。

カッパドキアらしい妖精の煙突と鳩の小屋を見学

妖精の煙突(鳩の小屋)は、実際に中に入ることができる場所もあります。これはなかなかエキサイティングな経験でした。

人の手で少しずつ削れるくらいの硬さであるはずなのに、こうして崩れずに残っているのが不思議ですよね。

岩を削ってつくった鳩の小屋の中に入ることもできる

中に入ってみると、鳩の寝床になるような大小さまざまな穴があります。所々に窓も開けてあるので、適度に光も入ってきて、真っ暗ということはありませんでした。

ちなみに中は、はっきり分かる程度にアンモニア臭がありました。

鳩小屋の内部に残る穴と光が差し込むカッパドキアの岩窟空間

もしかすると、今も鳩が出入りしているのかもしれません。潔癖症ではない私でも、壁や床に手をつくのは少し気になったので、見学後に除菌のウェットシートなどで手を拭けるようにしておくと良いと思います。

もちろん、無理をして中に入らなくても大丈夫です。臭いが気になる方は、マスクがあると少し安心かもしれません。

ウチヒサール城周辺の岩窟内にある細い階段

細い階段を登って、上へ上へと移動します。振り返ってみると、鳩の寝床がくり抜いてあるのも相まって不思議な光景です。

くり抜いてできた窓からは、素晴らしい景色を見ることができます。暗い場所から外を見ているので、まるで穴に絵画がはめ込まれたようで美しかったです。

岩窟の窓から見えるウチヒサール周辺の景色

ちなみに、昔の人が鳩の小屋を作ったのは、この乾燥した土地で生き抜くための術だったようです。

鳩の糞を集め、肥料にし、そこから作物を育てる循環の痕跡が今も残っており、先人たちの知恵を感じられる痕跡として、今も見ることができます。

ウチヒサール城は外観のみでも印象に残る観光スポット

入口からここまでたどり着くのに、徒歩でだいたい片道20分くらいでしょうか。いろいろと寄り道をしたのですが、緩やかな傾斜なので、息が上がることはありませんでした。

下から見上げたカッパドキアのウチヒサール城

もしかすると、人によっては30分弱で見終わってしまう方もいるかもしれません。順路案内があるわけではないので、どのくらい滞在するかは人それぞれのようです。

実際、私たちもカフェまで行って60分はかからない短めの滞在でした。

下から見上げたウチヒサール城は、なかなか大きかったのですが、正直、東京の高層ビルを思うとそこまでの高さではありません。

ただ、この前後でカッパドキア中をあちこち移動していても、ずっとこのウチヒサール城が見えるのです。どこからでも目に入る存在感こそが、ウチヒサール城がこのエリアの象徴として印象に残る理由なのだと思います。

火山性の凝灰岩を利用したウチヒサール城の岩山

ウチヒサール城は、王族が暮らした宮殿ではなく、火山性の凝灰岩をくり抜いて造られた天然の岩山を利用した城塞です。

高台にあり、周囲の谷や道を見渡しやすいことから、かつては見張りや防衛の役割を持つ場所として利用されていたとされています。

遠くからウチヒサール城が見えるということは、ウチヒサール城からも遠くを見渡せるということ。

敵の動きや周辺の様子をいち早く察知するために、この地形が活かされていたのだと思うと、ただの展望スポットとは少し違って見えてきました。

ウチヒサール城を散策するときの注意点と服装

季節的なところもあると思いますが、8月中旬はかなり暑かったです。日陰も少ないので、気になる方は帽子や日傘をお忘れなく。

「海外で日傘を差しているのは日本人ってすぐバレるのでは?」と思ったそこのあなた。いや、私か。

少し面白かったのは、現地の日本語ガイドさんも、男性を含めて日傘を使っている方が意外と多かったことです。

私たちを案内してくださったガイドさんも、日本人が日傘を差しているのを見て、何年も前から真似して使っているそうです。

あわせて、お水も念のため持っていくと安心です。靴は歩きやすいものを選び、ヒールやパンプスは避けたほうが良いと思います。

治安については、私たちが訪れた範囲では不安を感じる場面はありませんでした。呼び込みや物乞いなども見かけず、落ち着いて散策できるエリアという印象です。

近くで見たウチヒサール城周辺の妖精の煙突

まとめ:ウチヒサール城は散策だけでも楽しめる観光スポット

今回のウチヒサール城観光は、城の中へ登るというより、周辺を歩きながらカッパドキアらしい岩山の存在感を味わう散策になりました。

私たちは暑さもあり外観のみの見学にしましたが、遠くからも見えるウチヒサール城の姿や、周辺に残る妖精の煙突、鳩の小屋のような景色は十分印象的でした。

ウチヒサール城のすぐ側にある入口もあるようですが、カッパドキアには景色のいい場所がたくさんあるので、私たちはあえてウチヒサール城に登らなくても十分楽しめると感じました。

場所によって見え方や歩き方も変わるので、登る予定がない方も、ウチヒサール城の観光を外さず、少し離れた下の方からウチヒサール城を見上げてみるのがおすすめです。

観光途中の立ち寄りでも、カッパドキアの地形と歴史を感じられるスポットでした。

岩窟の窓を額縁のようにして見える外の景色

ウチヒサール城の基本情報|アクセス・入場料・所要時間

スポット名:ウチヒサール城(Uçhisar Kalesi / Uchisar Castle)
住所:Tekelli, 50240 Uçhisar/Nevşehir Merkez/Nevşehir, トルコ
アクセス:ギョレメ中心部から車で約10分前後。現地ツアーで立ち寄る観光スポットとしても組み込まれることがある
電話番号:+90 384 219 20 05
営業時間:7:00〜20:00
定休日:基本的になし
入場料・予算目安:入場料あり(料金は時期により変動する可能性あり)
支払い方法:現地で確認
所要時間の目安:30〜60分程度
駐車場:周辺に駐車スペースあり
特記事項:カッパドキアを見渡せる岩山の城塞跡。上部へ向かうには階段や坂道があるため、歩きやすい靴での訪問がおすすめ

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