【セブ旅行記⑩】セブ観光で立ち寄りたい!サン・ペドロ要塞で感じるスペイン統治時代の面影

フィリピン
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こんにちは。沖縄出身・川崎市在住のSannie(@sannie_jp )です。

夫と2人、GWを使って5泊6日でフィリピン・セブ島(マクタン島)旅行へ行ってきました。

今回は、セブ市内観光で立ち寄った サン・ペドロ要塞(Fort San Pedro) の様子をお届けします。

現地ツアーは利用していませんが、タクシーや配車アプリを使う場合は「Fort San Pedro」と伝えればスムーズです。

旅行中は大雨や曇り空の日も多かったのですが、この日は快晴!そのぶん気温も高く、日差しが強烈で、熱中症になりかけた記憶しかないほど…(笑)。

そんな暑さの中で巡ったこの要塞。改めてその歴史を振り返りつつ、写真とともにご紹介します。

重厚な門を抜けて

サン・ペドロ要塞の入口では、どっしりとした石造りの門が出迎えてくれます。

スペイン統治時代の名残をしっかりと感じさせるその門をくぐると、まるで過去へタイムスリップしたかのような感覚に。

ふと見上げると、少年の姿をしたキリスト像が飾られていました。セブのキリスト教文化では、幼いキリストが特に信仰の対象になっているのだとか。

ちなみに、門をくぐる前にはチケット売り場があります。スタッフの対応は南国らしいゆるさ全開で、観光地なのにどこかのんびりした空気感も味わえました。

そもそも、サン・ペドロ要塞とは?

敷地内には緑が多く、噴水やベンチもあって、意外とゆったりした空気が流れています。

「要塞」という言葉からもっと物々しい雰囲気を想像していましたが、実際は公園のように散策できる場所でした。

暑さ対策なのか、敷地内にはテントがいくつも設置されていて、その下にイスが並べられていました。日陰でひと息つけるので、観光中でものんびり過ごせます。

ちなみに、サン・ペドロ要塞(Fort San Pedro)は1738年、スペイン統治時代に建てられた防御施設。

当時は外敵からセブを守るための拠点として、重要な役割を担っていました。

特徴的なのは、三角形の形をした城壁。最大で数メートルもある分厚い壁が今も残っていて、要塞らしい迫力を感じられます。

地上からでは形が分かりにくいので、Googleマップの航空写真で見るのもおすすめ。見事な三角形になっていますよ。

現在は歴史的建造物として保存されていて、敷地内には当時の展示物や古い写真も展示されています。
セブの歴史を感じつつ、のんびりと学べる場所になっていました。

水分補給はこまめに

敷地内には飲み物を売っている所が見当たらなかったので、事前にお水など持参した方が良いかもしれません。

とにかく熱くて、私も一時動けなくなってしまいました。

マゼランクロスとサントニーニョ教会を巡った後、「Every Day Coffee and Tea」というカフェで休憩をしてから向かったのですが、セブの暑さには太刀打ちできませんでした。

敷地の外には、冷たい飲み物を売っている人も数人いたので、皆さんもこまめな水分補給をしながら楽しんでくださいね。

まとめ:興味ある方にのみオススメ

規模は大きくないので、観光で立ち寄るなら30分〜1時間あれば十分だと思います。

ただ、お子さん連れや歴史にあまり興味のない方、インスタ映えするような写真を撮りたい方には、やや物足りなく感じるかもしれません。

もしご興味があれば、マゼランクロスサントニーニョ教会からも徒歩圏内にあるので、3つまとめて巡るのが効率的でおすすめです。

事前に「三角形の要塞」という特徴を知ってから訪れるだけでも、見どころが増えて楽しめますよ。

「サンペドロ要塞」基本情報

英語名
Fort San Pedro(フォート・サン・ペドロ)

所在地
Plaza Independencia(A. Pigafetta St)、Cebu City, Cebu, Philippines

開館時間
毎日 8:00 ~ 19:00(施設により最長で19:00まで)

入場料
大人 30 ペソ(外国人・フィリピン人とも同額)

電話番号
+63‑32‑256‑2284

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