沖縄で長年愛される輸入菓子|ターノック チョコレートワイファーの懐かしい味と歴史

沖縄

こんにちは。沖縄出身・関東在住のSannie(サニー)です。X(旧Twitter)Instagramのフォローもよろしくお願いします。

今回は、沖縄では昔からよく見かけるお菓子「ターノック チョコレート ワイファークリーム」についてご紹介します。

これ、ご存じの方いらっしゃいますか?

赤と白のパッケージを見ただけで、「どこか懐かしい気持ちになる」沖縄ではそんな存在のお菓子です。

私は帰省中に久しぶりに見かけて、思わず手に取ってしまいました。

沖縄では昔から親しまれていて、子どもの頃にこれをもらうと嬉しかった記憶があります。

一方で、関東ではあまり見かけないように思います。

イギリス生まれの輸入菓子|沖縄で愛され続ける理由

私の目には、どこか沖縄っぽい懐かしさを感じますが、このお菓子はユニオンジャック(イギリス国旗)のパッケージが示す通り、れっきとしたイギリス生まれ。

沖縄で長年愛される輸入菓子「ターノック チョコレートワイファー」のパッケージ。赤と白のデザインが懐かしく温かい印象。

子どもの頃は、そんなこと全く気づいていませんでした(笑)。

沖縄県民あるあるですが、地元で親しまれすぎて「沖縄のもの」だと錯覚しているモノって、けっこうありますよね。

また別の機会に、そんな“勘違いローカル”なアイテムも紹介してみたいと思います。

外はチョコ、中はウエハース|懐かしいサクサク食感

見た目は全体がチョコレートでコーティングされていて、中はサクサクのチョコウエハース。

手に持った「ターノック チョコレートワイファー」。少しヒビの入ったチョコの表面も御愛嬌で、懐かしい味への期待が高まる瞬間。

表面に少しひび割れがあるのもご愛敬。味にはまったく問題ありません!

ターノック チョコレートワイファーをかじった断面。ウエハースのサクサク食感とチョコの甘さが広がる、沖縄で親しまれる懐かしい味。

ちょっと口の中の水分を持っていかれる感じが(笑)、ある意味このお菓子の魅力かもしれません。

ターノック チョコレートワイファーの輸入会社は沖縄県内

カロリーは意外と控えめで、1本あたり約123kcal。たまのおやつにちょうど良いくらいです。

ターノック チョコレートワイファーの裏面パッケージ。沖縄県嘉手納町の輸入会社レンホウジャパンの表記が見える。

そして気になったのが、パッケージにある「レンホウジャパン株式会社」という社名。どうやら、沖縄県嘉手納町にある輸入会社のようです。

レンホウジャパン株式会社とは?沖縄の食文化を支えた老舗企業

調べてみると、1950年代創業の老舗で、70年以上にわたり世界各国のお菓子や食品を扱ってきたとのこと。

公式サイトによると、かつては三味線の原料となるニシキヘビの皮や、ヨーロッパ製のガラスコップ・万年筆なども輸入していたそうです。

業務用ポークランチョンミートやステーキソースの取り扱いなど、沖縄の食文化に深く関わってきた会社でもあります。

平成感あふれるレトロなホームページ(https://renhojapan.jimdofree.com/)も、逆に老舗感がありますね。

沖縄土産に迷ったら|地元で愛される輸入菓子を選ぶのもおすすめ

「沖縄には何度も来ていて、お土産が思いつかない!」

そんな方には、地元で親しまれている輸入菓子を選んでみるのも一つのアイデアです。

私の地元は米軍基地のない地域でしたが、隣町のスーパーに行くと、外国産のお菓子やレトルト食品が棚の一角を占めていました。

今でもその風景は、変わらずに残っている気がします。

まとめ:沖縄県民の定番おやつ「ターノック チョコレートワイファー」懐かしの味

子どもの頃、オジィが米軍からもらってきた缶詰やレトルト食品の“謎の味”が、なぜか魅力的に感じたものです。

今思えば「美味しい」とは言えなかったけれど(笑)、それも含めて沖縄の思い出。

母はあまり良い顔をしませんでしたが、それすら懐かしい記憶です。

「ターノック チョコレートワイファー」は、子ども時代のワクワクを思い出させてくれる、どこか優しい味わい。

地元の人にとっては当たり前でも、外から来た人には新鮮に映る——そんな“沖縄あるあるなお菓子”です。

観光で沖縄を訪れる方は、ぜひスーパーや地元の売店を覗いてみてください。

意外な“沖縄らしさ”との出会いが、きっとあるはずです。

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