【トルコ・カッパドキア】ギョレメパノラマビュー|空と大地が溶け合う展望スポット

トルコ

こんにちは。沖縄出身・関東在住のSannie(Instagram)です。

夫と2人で、8月の夏休みは憧れだったトルコ旅行へ!

前半はカッパドキア・ギョレメに3泊4日滞在し、毎朝、気球と奇岩群が織りなす幻想的な光景を堪能しました!

今回は、「Göreme Panorama View(ギョレメパノラマビュー)」をご紹介したいと思います。カッパドキア観光スポットやギョレメ絶景ポイントをお探しの方の参考になれば幸いです。

なお、Googleマップ上のピン位置は実際の展望エリア中心から少し外れていました。その件についても触れておきたいと思います。

プライベートツアーを選んだ理由は、別記事にまとめたいと思います。

ギョレメパノラマビューとは?

「ギョレメ・パノラマビュー(Göreme Panorama View)」とは、カッパドキアの代表的な展望スポットのひとつで、ギョレメの奇岩群と街並みを一望できる絶景ポイントです。

カッパドキア・ギョレメのパノラマビューから望む奇岩群。火山灰が長い年月をかけて削られて生まれた自然の造形美を一望できる絶景スポット。

観光バスの立ち寄りスポットとしても定番のようで、朝夕の光に照らされる岩の造形美を手軽に楽しめる人気スポットです。

アクセスと行き方(徒歩/タクシー/ツアー)

今回は、プライベートガイドをつけて、マイペースに観光をしました。

ギョレメの中心地からは約1.5kmほど。

現地に行く前は、「歩けるかも?」と思っていましたが、ビューポイントは高台にあるため、実際には徒歩で行くのはかなり大変です。

ギョレメの街並みとピジョンハウスを見渡す風景。奇岩の間に広がる住居跡が、古代から続く人々の暮らしを今に伝えている。

素直にタクシーやレンタルバイク、ツアー参加などを利用するのがおすすめです。

また、立地的に早朝であれば気球も綺麗に見られるはず。

入場料などはかからない場所なので、移動手段のある方はぜひ朝の時間帯に訪れてみてください。

風と雨に削られて形を変える凝灰岩の丘に立ち、カッパドキア特有の地形を間近で感じられるギョレメ・パノラマビューの絶景ポイント。

ただし、人が少ない時間帯はやや人けがないため、複数人で行くと安心です。

場所の詳細(マップとピンのズレ注意)

ギョレメの中心地から西へ、直線距離であれば1km弱というアクセスしやすい場所にあります。

自然と共存してきた人々が、奇岩を削って生活の場を作り上げた跡が残る。カッパドキアの歴史と文化を感じられる貴重な景観。

ただし、Googleマップで「Göreme Panorama View(ギョレメ・パノラマビュー)」と検索した際に表示されるピンの位置と、私たちが実際に訪れた場所には少しズレがありました。

航空写真で見るカッパドキア・ギョレメの地形図。ギョレメ・パノラマビューと街の位置関係を◯印で示し、高台からのアクセスや距離感が分かるよう可視化した画像。

どちらの地点からも景色は十分楽しめると思いますが、Googleマップ上のピンはパノラマビューの“端のほう”にあります。

私たちが実際に立ち寄った場所の方が、左右どちらにも移動しやすく、ちょうど展望エリアの中心といった印象でした。

ウィッシュツリー

観光中、ひときわ目を引いたこの木。初めて見る光景に、思わず「異様だな」と感じてしまいました。

ギョレメ・パノラマビューに立つトルコの伝統「ウィッシュツリー」。白い布が風に揺れ、訪れる人々の願いが込められた神聖な象徴。

後から調べてみると、これはトルコの伝統的な「ウィッシュツリー」。(異様だなんて思ってごめんなさい🙏)

現地では、願いを込めて白い布を木に結びつける習慣があるそうです。

トルコの願掛け文化「ウィッシュツリー」のアップ写真。白い布が結ばれ、平和と幸福を祈る人々の想いが込められている。

白は純粋さや誠実さを象徴し、健康・平和・幸福を願う意味が込められているとのこと。

日本のおみくじを木に結ぶ風習にも、どこか通じるものがありますね。

個人的な見解ですが、現地の木や岩・遺構には登らない・触れないようにしています。皆さんはどうでしょうか?

ウチヒサール城

ギョレメの街では、本当にどこからでもウチヒサール城を望むことができます。

個人的には、このギョレメ・パノラマビューから見たウチヒサール城の景色がいちばん印象的でした。

ギョレメ・パノラマビューから望むウチヒサール城。周囲との高低差が際立ち、奇岩の地形と調和する姿が印象的な絶景。

奇岩の連なりの先にそびえる城の姿は、まるで自然と建造物が一体化しているようです。

特に、下記の写真の位置から見ると、奇岩群と城がつながって見え、そのコントラストがとても面白く感じました。

白い凝灰岩の大地とウチヒサール城のコントラストが美しい。自然と建造物が融合したような幻想的なカッパドキアの風景。

奇岩はどう生まれた?(凝灰岩と侵食)

ギョレメ・パノラマビューのある丘も、奇岩が形成される過程の延長にある場所だと、ガイドさんが教えてくれました。

風と雨によって削られ続ける岩肌が、まるで砂丘のように柔らかく流れる。カッパドキアの自然が生んだアートのような風景。

カッパドキアの奇岩は、火山の噴火によって降り積もった火山灰や溶岩が固まった「凝灰岩」でできています。

柔らかく風化しやすいこの岩が、長い年月をかけて削られ、今のような独特の景観を生み出したそうです。

奇岩の陰に残る人の手による住居跡。自然の造形と人間の知恵が融合した、カッパドキア・ギョレメならではの独特な光景。

風と雨に削られてできた大地の上から、同じ自然の造形美を見渡せるというのは、まさにカッパドキアならではの体験ですね。

まとめ:奇岩と街のコントラストが一望できる特別な場所

自然が生み出した凝灰岩の大地と、遠くにそびえるウチヒサール城。

ギョレメ・パノラマビューは、ギョレメの壮大な景観を一望できる特別な展望スポットでした。

ウィッシュツリーも決して大きなものではありませんが、現地の人々の信仰や文化を感じられる、とても印象的な存在でした。

風と雨により少しずつ形を変えていくこの大地。数十年後にはまた違う姿を見せているかもしれません。

いつの日か、再びこの土地を訪れ、変化した風景に出会えることを願っています。

他にもトルコ旅行のことをブログに書いておりますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。👇️

ギョレメ屈指のフォトスポット高台!👉️ラヴァーズヒル(Aydın Kırağı Seyir Tepesi)360度のパノラマビュー

ギョレメの穴場ビューポイント👉️気球と街並みを低い位置から鑑賞できるスポット

信頼性の高い気球ツアーの詳細👉️カッパドキア・ギョレメ気球ツアー|Discovery Balloons

静かで穏やかなギョレメ・パノラマビューの景色。奇岩と青空のコントラストが美しく、再訪を誓いたくなるカッパドキアの原風景。

「ギョレメパノラマビュー」基本情報

名称:Göreme Panorama View(ギョレメ・パノラマビュー)
所在地:Göreme, Nevşehir, Türkiye(トルコ・ネヴシェヒル県ギョレメ)
アクセス:ギョレメ中心地から約1〜1.5km(徒歩約20分/車で約5分)
入場料:無料
営業時間:特に制限なし(24時間立ち入り可能)
おすすめの時間帯:早朝(気球鑑賞)または夕方(夕景)
特徴
・ギョレメの奇岩群とウチヒサール城を一望できる展望スポット
・混雑が少なく、静かに絶景を楽しめる穴場ビューエリア
・風化によって削られた凝灰岩の大地を間近に観察できる
・早朝は熱気球の飛行ルートにもなり、空と大地を同時に楽しめる

行き方のポイント
・ビューポイントは高台にあるため、徒歩はやや上り坂。
・タクシー、レンタルバイク、またはプライベートツアー利用がおすすめ。
・夜明け前や人の少ない時間帯に訪れる場合は、複数人で行くと安心。

Googleマップ検索名:「Göreme Panorama View」
※実際のピン位置と展望エリアの中心地には若干のズレがあります。

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