8月のお盆休みは、夫と2人で念願のトルコ旅行へ。
前半の3泊4日はカッパドキア・ギョレメに滞在し、偶然にもBalloon Fest Cappadocia(バルーン・フェスト・カッパドキア)の開催期間と重なりました。
日本出発前は「絶対に行こう!」と楽しみにしていたのですが、長旅の疲れが想像以上で、結局は会場までは行かず、遠くから眺めるだけになりました。
2025年時点では、このフェスに関する詳しい情報がほとんど出回っていなかったため、今後訪れる方の参考になるよう、この記事ではフェス会場の場所についてご紹介したいと思います。
信頼性の高い気球ツアーの詳細👉️カッパドキア・ギョレメ気球ツアー|Discovery Balloons
ギョレメ屈指のフォトスポット高台!👉️ラヴァーズヒル(Aydın Kırağı Seyir Tepesi)360度のパノラマビュー
ギョレメの穴場ビューポイント👉️気球と街並みを低い位置から鑑賞できるスポット

Balloon Fest Cappadociaとは?
Balloon Fest Cappadocia(バルーン・フェスト・カッパドキア)とは、毎年夏にトルコ・カッパドキアで開催される熱気球の祭典です。
期間中は、通常の気球ツアーに加えて、ユニークなデザインの気球が数多く登場し、空一面がカラフルに彩られます。
会場では音楽イベントや屋台なども行われ、地元の人から観光客まで多くの人で賑わいます。
飛行ルート次第では、ギョレメ中心部や周辺の高台からでも気球を眺めることができます。

開催時期はいつ?
私がこのフェスの存在を知ったのは、2025年の4月頃。
開催期間は年によって変動するようですが、最初に確認した時点では「8月3日〜11日」と発表されていました。
その後、開催日が近づくにつれて正式な日程が「8月7日〜8月10日」に変更され、ちょうど私たちの滞在期間と重なることがわかりました。
4月頃から公式サイトやInstagramでチェックしておくと、旅の日程を決めるには十分な時間が取れると思います。(※URLは記事の最後に記載します。)

会場の場所とアクセス方法
開催場所は、ギョレメ中心部から少し離れた郊外にあります。
ちょうどフェス最終日の朝、私たちは気球ツアーに参加していたのですが、早朝6時ごろ、会場の真上に差し掛かった頃に、音響チェックの爆音が聞こえてきました(笑)。
下記の写真は、観光客の少ないビュースポットから見えたフェス会場です(※撮影日はすでにイベント終了後)。

Googleマップの航空写真をお借りして上から見ると、会場の広さと配置がよく分かります。

ギョレメ市の「Vatan Kahramanları Anıtı Göreme(ヴァタン・カフラマンラーリ・アニティ・ギョレメ/祖国の英雄の記念碑)」から、フェス会場の入口までは徒歩約18分(約1.4km)。

ギョレメのメインストリートはシンプルで、実際に歩いてみても迷うことはほとんどありません。道も比較的平坦なので、歩いてアクセスすることも可能です。
むしろ、開催期間中は渋滞がひどく、早朝や夜のライブイベントに向かう場合も、徒歩で行った方がスムーズかもしれません。
Googleマップのルート案内も貼り付けておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
どんなバルーンが飛ぶの?
私はホテルの近くから遠目に眺めていましたが、一部の気球は思った以上に近くまで飛んできてくれました。
中でも一番近くまで飛んできたのは、鮮やかなオレンジ色のフォックスバルーン!思わず声が出てしまうほどの可愛さでした。

ドン・キホーテのドンペンのようなキャラクター気球や、モアイ像のような形をしたユニークなバルーンも。

そのほかにも、ロケット・魔女・カラス・車・ニコちゃんマーク・動物など、まるで空のテーマパークのように個性豊かなバルーンが次々と浮かんでいきました。

私のカメラでは遠くの様子までは写しきれませんでしたが、フェスタ会場へ行けば、間近で見上げるような迫力の気球を楽しめると思います。
飛行ルートは?
フェスの気球は夜明け前からではなく、すでに空が明るくなってから飛び始めているように見えました。
気球ツアーを終えてホテルに戻る頃には、Balloon Fest Cappadociaに参加している気球がギョレメ中心部のすぐ近くまで飛んできていました。
飛行ルートはおそらく、天候や風向きによってトルコ民間航空局(DGCA)が調整しているようで、通常の気球ツアーと同じ仕組みだと思われます。
実際、私たちが現地に到着する前の2日間(8/8・8/9)は気球が飛ばなかったようで、開催期間中に飛行できたのは8/7と8/10の2日間だけだったようです。

現地の人も行く?
Balloon Fest Cappadociaは、気球が飛ぶだけでなく、音楽ライブなどのイベントも開催されています。
プライベートツアーでお世話になった日本語ガイドさんに聞いてみたところ、「“めちゃくちゃ有名”というより、“知る人ぞ知る”タイプのアーティストだから、知らなければ行かないよ(笑)」とのこと。
ただし、話を聞いたのが50代の方だったので、若い世代はまた違うかもしれません。
観光客が雰囲気を楽しみに行く分には、十分おすすめのイベントのようです。

まとめ:いつか訪れる時は必ず会場へ行きたい
カッパドキアのハイライトのひとつ「Balloon Fest Cappadocia」。
体力的な理由で会場までは行けませんでしたが、遠くからでもその雰囲気を十分に感じることができ、特別な旅の思い出になりました。
年によって開催時期や内容が変わるため、次回トルコを訪れる際には、ぜひ公式サイトやInstagramをチェックして、フェスの開催日に合わせてみるのもおすすめです。
運が良ければ、空一面に広がる“フェス限定デザイン”の気球に出会えるかもしれません。
カッパドキアは、ただ気球に乗るだけでなく、見る・感じる・歩くすべてが魅力的な場所。
この記事が、これから訪れる方の旅のヒントになれば嬉しいです。
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「Balloon Fest Cappadocia」基本情報
Balloon Fest Cappadocia(バルーン・フェスト・カッパドキア)
開催地:トルコ・カッパドキア(主にギョレメ周辺)
会場:開催年によって異なる(例年はギョレメまたはネヴシェヒル周辺)
開催時期:毎年夏頃(例:2024年は8月初旬開催)※年度により変動
内容:熱気球ショー、音楽ライブ、アート展示、フードエリアなど
特徴:通常の気球ツアーとは異なり、特別デザインのバルーンが登場し、夜間にはライトアップも実施
来場者層:地元の若者・観光客中心(現地の人はあまり行かないという声も)
チケット:無料エリア+有料エリア(年によってシステム変更あり)
公式サイト:https://balloonfestcappadocia.com
Instagram:https://www.instagram.com/balonfestkapadokya/
開催期間や出演アーティストは毎年変わるため、最新情報は公式Instagramでチェックするのがおすすめです。
タイミングが合えば、ギョレメの空に色とりどりの“フェス限定デザイン”気球が浮かぶ姿を見られます。