夫と2人、8月のお盆休みにトルコ旅行へ!前半の3泊4日はカッパドキア・ギョレメに滞在し、独特の地形と気球が織りなす素晴らしい光景をめいっぱい楽しみました。
最初は「えっ、有料なの?!」と思いましたが、実際に足を運ぶと「この景色がこの値段でいいの…?」と、逆に申し訳なくなるほどの絶景が広がっていました。
気球に乗ったときとはまた違う視点から楽しめる素晴らしい景色なので、ぜひ皆さんにも訪れていただきたいスポットです。
信頼性の高い気球ツアーの詳細👉️カッパドキア・ギョレメ気球ツアー|Discovery Balloons
ギョレメの穴場ビューポイント👉️気球と街並みを低い位置から鑑賞できるスポット

正式名称はアイドゥン・キラーズ展望台
ネット情報では、サンライズポイントやサンセットポイント、Balloons Highest View Pointなど複数の名称で表示されています。
しかし、料金所の看板によると正式名称は 「Aydın Kırağı Seyir Tepesi(アイドゥン・キラーズ展望台)」 のようです。
もしくは、ラヴァーズヒルという名称でも広く知られているようです。
Googleマップでもピンがたくさんあるので、この記事に掲載しているMAPを目安に現地へ行ってみてくださいね。
入口で料金を支払う
Googleマップを頼りに現地へ向かうと、事前情報の通りやはり有料でした。

これは帰りがけに撮影したものですが、小窓の奥にスタッフが座っていて、お釣り用の現金を用意して待ち構えています。
ネット情報では「カード払いも可能」とありましたが、実際には現金一択の雰囲気でした(笑)。

料金については「10₺」という情報も見かけましたが、2025年8月時点では 1人あたり30₺(約100円)。

窓口に掲示されていた内容は下記の通りです。
T.C Göreme Belediyesi(トルコ共和国 ギョレメ市)
Aydın Kırağı Seyir Tepesi(アイドゥン・キラーズ展望台)
kişibaşı 30₺(1人あたり30₺)
当時は「民間の人が勝手に料金を取っているのかな?」と思っていましたが、実際には ギョレメ市が管理している展望台のようですね。
料金所から展望台への道のり
料金を支払ったら、いよいよ高台へ!

道はしっかり整備されていて、とても歩きやすいです。車も通るので注意は必要ですが、実際にベビーカーを押している方も見かけました。

途中には、周辺のレジャーや観光スポットを紹介するMAPも設置されていて、ちょっとした観光気分を味わえます。

距離にして200m弱、徒歩5分ほど。息が切れるほどではありませんが、寝起きに歩くには少しハードに感じました。

坂を登りきると展望台に到着。着いたらぜひ、街を見下ろせる左手側に進んでみてください!
高台の上は意外と広い
高台の上は意外と広く、記憶を頼りに Google マップの航空写真で位置関係を確認してみました。もしかすると間違っているかもしれませんが、ざっくりとした参考程度にご覧ください。

赤は道路、黄色の内側が人が歩ける範囲です。

私たちが到着したのは5:50頃。すでに気球が近くまで飛んできており、前日とは明らかにルートが違っていました。天候によって飛行可能エリアが決まっているのかもしれません。
可能であれば、5:30頃に到着するのが遠くからやってくる気球を最初から見れて更に良いかもしれません。

展望台には国籍もさまざまな多くの人が集まり、みんな一斉に気球の飛んでくる方向を眺めていました。
混雑はしていますが、正直どこに立っていても素晴らしい景色を見ることができます。あまり慌てて場所取りをしなくても大丈夫です。

場所の特徴としては、左手側はほとんど崖、右手側はなだらかな斜面になっています。下まで降りている人もいましたが、この日は左側に多くの気球が飛んできていたので、あえて右側まで降りる必要はありませんでした。

また、TUMA Restaurant や街中から見えた大きな旗も高台の近くにあります。朝は風がなく静かでしたが、昼間になると旗が大きくなびき、とても迫力がありました。
360度のパノラマビュー
展望台からは、どこを見渡しても絶景が広がります。

30リラでこの絶景…驚きのひと言!

展望台自体も綺麗に整備されており、個人的には倍の料金でも納得できるほどの景色だと思います。

奇岩の向こうを飛ぶ気球は、まさに「カッパドキアらしさ」を演出。時間が経つにつれて空に舞う気球の数もどんどん増え、迫力が増していきました。

街とは反対側を振り返ると、また違った表情の景色を楽しめます。ただし、こちら側は飛んでいる気球の数が少ないので、自然と気球が多い方向に目が引き寄せられてしまいます。
間近で見られる気球の迫力
運が良ければ(当日の飛行ルート次第で)、気球がこんなに間近までやってきます!

こちらがドキドキするほどの迫力で、気球に乗っている人たちも同じように胸が高鳴っているのではないでしょうか。

私たちが気球に乗った前日のルートでは、この展望台まで近づいてくる気球はなかったので、この日はまさにベストタイミング。本当にラッキーでした。

さらに最終日にはまた別のルートを飛んでいたため、結果的に3日間で3パターンの景色を楽しむことができました!
ウチヒサール城も見えます
この展望台からもウチヒサール城を望むことができました。ギョレメ周辺にいると、本当にどこからでもその姿を確認できます。
逆に言えば、ウチヒサール城からも周囲を一望できるということ。まさに戦術的に優れた立地だったことがよく分かります。

ウチヒサール城については、実際に近くまで訪れたので、そちらは別の記事で詳しくご紹介できればと思います。
展望台の売店と休憩所
展望台に入ってすぐのところには、ドリンクを販売する小さな売店があります。

多くの人は最初は気球に夢中なので、帰りがけに飲み物を購入している方がチラホラ見られました。

私たちは、私はホットチョコレート、夫はコーヒーを注文。粉末をお湯で溶いただけのチープな味でしたが(笑)、早朝の少し肌寒い時間帯にはありがたい一杯でした。

売店の近くにはテーブルと椅子もあり、人が少なくなった後もしばらく座って、ギョレメの街並みを眺めながらゆっくり過ごせました。
なお、私が見落としただけかもしれませんが、トイレは見当たりませんでした。訪れる際はホテルを出発する前に済ませておくと安心です。
宿泊したホテルの真上に展望台がありました
実は、この展望台は私たちが宿泊していたホテルのすぐ真上にあります。
ホテルの部屋からも気球が見えていたはずですが、やはり展望台に登ると視界がぐっと開け、迫力が段違いでした。

宿泊したホテルについては、下記の記事で詳しくまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。
👉️洞窟ホテル|Majestic Cave House 宿泊記パート1(アクセス・客室・Wi-Fi・洗濯)
👉️洞窟ホテル|Majestic Cave House 宿泊記パート2(共用部・朝食・スタッフ対応・宿泊費)
まとめ:ギョレメの高台で気球を見るなら外せない展望台
ギョレメの高台にある展望台は、気球と奇岩群を一望できる最高のロケーションでした。
気球に乗るのとはまた違った角度から楽しめるので、ギョレメ滞在中にぜひ訪れてほしいスポットです。
朝の滞在時間は、何時に訪れるかにもよりますが、60〜90分程度といったところでしょうか。気球が飛んでいる時間帯はずっと見ていられます。
日中の景色や夜景を見に来た場合は、60分も居られないかもしれません。
ちなみに、日中やサンセット、夜景など、どの時間帯にも大勢の人が居ました。(※街中から展望台に人影があるのが見えます。)
早朝以外の時間帯に料金がかかるかどうかは不明なので、念のために現金を持参するのがおすすめです。
そう言えば、ネット上では「この展望台から眺めるだけで十分」と気球に乗らない選択をした旅行者の声も見かけましたが…断言します!絶対に、気球には乗ったほうが良いです(笑)。
展望台と気球ツアー、両方体験することでカッパドキアの魅力を最大限に楽しめます。一生忘れられない光景を、毎朝(3日間!)見ることができて本当にラッキーでした。
気球ツアーやその他のビュースポットについては、下記の記事をご参照ください👇️
信頼性の高い気球ツアーの詳細👉️カッパドキア・ギョレメ気球ツアー|Discovery Balloons
ギョレメの穴場ビューポイント👉️気球と街並みを低い位置から鑑賞できるスポット

気球を見た後に行ける!朝から空いているカフェ👇️
朝ごはんが食べられるカフェ👉️「İstanbul Börekçisi Göreme」カッパドキア観光の合間にサッと休憩できるカフェ ※私たちはカフェ利用のみ🙏
ギョレメの中心にある便利な立地の24時間営業カフェ👉️「Coffee Art」24時間営業&清潔な店内で楽しむ絶景テラス
外国らしい高級感のある映えカフェ👉️「Hopper Coffee House」高級感あふれる店内&移動前や街歩きの休憩に最適なカフェ
「Aydın Kırağı Seyir Tepesi」基本情報
名称:Aydın Kırağı Seyir Tepesi
(英語表記:Aydın Kırağı Viewpoint / Aydın Kırağı Sunset Point / Observation Deck)
(日本語表記:アイドゥン・キラーズ展望台)
住所:Göreme, Nevşehir, Turkey
※ギョレメ中心部から徒歩でアクセス可能
入場料:1人あたり 30₺(2025年8月時点/約100円)
※現金払いが基本。カード利用は不可の雰囲気。
営業時間:特に明記なし(24時間入場可能とされるが、朝焼け・夕景が特に人気)
管理者:T.C Göreme Belediyesi(トルコ共和国 ギョレメ市)
特徴・見どころ:
- 奇岩群と街並みを一望できる高台の展望台
- サンライズや気球ウォッチング、サンセット鑑賞に人気
- どこを見ても360度絶景のパノラマビュー
- 道は整備されていて徒歩約5分で登頂可能
設備:
- 入り口付近に簡易売店あり(ドリンク販売/ホットチョコレート・コーヒーなど)
- ベンチや椅子が設置されていて、景色を眺めながら休憩可能
- トイレは見当たらないため、事前に済ませてから行くのが安心
注意点:
- 早朝や夕方は混雑することが多い
- 崖沿いは柵がないため、足元注意
- 有料エリアであることを知らずに訪れる人も多いが、管理は市が行っている