海外旅行中、ホテルや飲食店のレビューを見ていると、日本人の評価は少し厳しいのかもしれないと感じることがあります。
もちろん率直な意見は大切です。ただ、その言葉が誰かを必要以上に傷つけていないか。
レビューを書く側・受ける側の両方を経験して、改めて考えてみました。
海外旅行のレビューで感じた、日本人の評価の厳しさについて
海外旅行をしていると、日本人は「他者に求めるもの」がかなり高いのかもしれない、と感じることがあります。
衣食住の充実度、安全性、利便性など、さまざまな面において、ある程度のクオリティが確保されているのは、日本の誇るべきところだと思います。
ただ、その「クオリティの高さ」を他者にも求めすぎてしまう感覚は、日本で育ったからこその癖なのかもしれません。
それが見えやすいのが、海外旅行中に目にするレビューの厳しさです。
ホテル、飲食店、スパ、買い物スポットなどのレビュー。
日本人による意見があまりにも厳しく感じられて、同じ日本人として共感性羞恥に近い気持ちと申し訳なさがこみ上げてくることがあります。
星の数から見える、日本人のレビューと海外レビューの感覚の違い
海外のサービスに対するレビューを見ていると、5スターなら5スターを前提に評価しているように、私には感じられます。
10スターなら、10スターを基準に見ているような印象です。
一方で、日本人のレビューは、その中間あたりを基準にしているように見えることがあります。
5スターなら、3スターあたりを基準点として見ているような感覚です。10スターなら、5スターあたりから評価が始まるような印象です。
悪気がなく、本人としては公平に考えているつもりでも、中央あたりを基準点としているため、結果的に海外の人から見ると「日本人は低評価レビューをする」と受け取られているのかもしれません。
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仕事でGoogleレビューを受ける側になって、改めて見えてきたこと
職業柄、私も勤め先へのGoogleレビューを受けることがあります。
その傾向を見て思うのは、「良い対応を受けた人のほとんどは、ネットに良いレビューを残さない」ということです。
こちらにも言い分はありますが、ご縁がなかった方の中には、マイナスレビューという形で不満を残す方もいます。
結局のところ、納得できない気持ちをどこかに残したい思いが先に立ってしまうこともあるのだろう、というのが正直な気持ちです。
年間の来店数で考えれば、そのようなレビューを残す方は1%にも満たないと思います。
ただ、その1%に満たない一部の意見が大きく見えてしまうのが、ネットの世界の難しいところです。
だから、私は職場についてのネットレビューは気にしすぎないことにしました。
飲食店の口コミサイトなども同じで、結局のところは人それぞれなので、匿名性の高いネットの意見に振り回されすぎても仕方ない部分があると思っています。
匿名レビューに振り回されず、感情と事実を分けて受け止める
宿泊予約サイト(OTA)やこのようなブログ、SNSアカウントなど、自分の発信として残る場所で意見を書くときは、なるべくフラットな内容にしたいと気をつけています。
そして何より、そのレビューを受けた側の人が傷つくようなことを、公の場で書きたくないなと思う今日このごろ。
歳を重ねて思うのは、誰かを傷つけるような言葉は、回り回って自分の心にも残るということです。
誰かに対して発した悪口って、小骨のように引っかかって、あとから思い出してしまうことがありませんか?
自分が発信するときも、それは客観的な意見なのか、感情に任せた悪口なのか、一度立ち止まって考えたいと思います。
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まとめ:感情的なレビューではなく、誰かのためになる言葉を選びたい
レビューは、誰かの旅やお店選びを後押しする一方で、書き方ひとつで相手の心に小さな傷を残してしまうこともあります。
海外旅行や仕事を通して、日本人のレビューの厳しさに触れたからこそ、私自身も言葉の温度を大切にしたいと思いました。
これからも、体験は正直に、でも受け取る人への想像力は忘れずに、誰かの小さな判断材料になる言葉を綴っていきたいです。
もし感情が先に立って、少し強い言葉を残してしまったことがあるなら、次に何かを書くときは、一度立ち止まって、その言葉が誰のためのものなのかを考えてみてもいいのかもしれません。
