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子どもの頃より今の方が楽しいって本当?親や先生が教えてくれない“大人になった今”の楽しみ方。

社会と心のはざまで

こんにちは。沖縄出身・関東在住のSannie(サニー)です。X(旧Twitter)Instagramのフォローもよろしくお願いします。

大人になった今、「あれ、子どもの頃より今の方が楽しいかもしれない。むしろ今が一番楽しいのかもしれない」と感じる瞬間はありませんか。

実際に大人になってみると、仕事を通じて使えるお金も増え、自分の裁量で休み方を選べるようになり、「どこへ行くか・何をするか」を自分で決められる醍醐味が出てきます。

この記事では、子どもがいる・いないにかかわらず、「大人だからこそ楽しい」と感じられるポイントや、限られた時間での楽しみ方の工夫をまとめました。

39歳で、仕事も家庭もそれなりに忙しい私自身の実体験も交えながら、「大人の今をもっと楽しむヒント」をお届けします。

読み終わるころには、「大人って案外いいかも」「今の自分の楽しさをもっと増やしてみようかな」と、少し前向きな気持ちになってもらえたらうれしいです。

「大人はつまらない」と思っていた子どもの頃

私の地元は田舎で、10代や学生の頃は、家と学校と部活、限られた「枠」の中で生きていたため、環境を選べる余地はそれほど多くありませんでした。

その中で、身の回りにいる大人の「その時の姿」だけを見て、大人になったら「制限が増えて窮屈になるのではないか」と感じていた人もいるのではないでしょうか。

だからこそ、「今しかできないことをやる!」と焦ってしまい、髪を染めてみたり、ピアスを開けてみたり、下手なメイクをしてみたり、ちょっと悪いことをやってみたり。

今思えばバカだったなと感じますが、「若い今を楽しみたい」ということに必死だった気がします。

大人になると制限が出てしまうのではなく、親の庇護下に置かれたあの時代だけが、「制限があり窮屈だった」と気づくのは、もっとずっと先のことでした。

大人になった今が一番楽しいと感じる理由

大人になると、責任やプレッシャーが増える一方で、「自分で選べること」もぐっと増えます。

子どもの頃には見えていなかった“大人の楽しさ”を、改めて言語化してみたいと思います。

大人になった今は、どんな仕事を選ぶか、どこに住むか、どんな人と付き合うか、決めるのは自分自身です。

「大人って大変」だけでなく、「大人って意外と楽しい」と思えるのは、この裁量の広さのおかげだと感じています。

もちろん、仕事のストレスや人間関係の悩みがゼロになるわけではありません。

ただ、悩んだときに環境を変えたり、働き方を調整したり、休みを取ったりと、自分で手を打てる選択肢があるのは大人ならでは。

自分の人生に対して「主体的に関わっている」という感覚が、「今が一番楽しい」と感じられる土台になっているのだと思います。

大人の楽しさは「お金」と「時間」のバランスで心地よく育っていく

学生の頃は時間はあるけれどお金がない。

大人になると、お金は増える一方で時間がない。

よく聞くフレーズですが、そのバランスの取り方こそが“大人の楽しみ方”の鍵だと感じています。

働き始めてからは、旅行に行くにも、いいホテルに泊まるにも、ちょっと背伸びしたレストランに行くにも、「自分のお金で経験を買う」という感覚が生まれました。

👉️おとな夫婦の旅行記

逆に、カプセルホテルに泊まってみたり、地元の人で賑わう安くてうまい店に入ってみたり、選択肢は無限大です。

20代の頃より、30代・40代の今のほうが、行ってみたい場所・体験したいことに、現実的な手段で手を伸ばせるようになっています。

それはやはり、大人になったからこそ味わえる楽しさです。

一方で、時間は有限。

仕事や家事をこなしながら、年に数回、沖縄への実家帰省や、国内外の旅行をどう配置するか。

👉️沖縄帰省のこと

特に、基本的には休みが合わない私たち夫婦は、カレンダーと有休の残数を眺めながら、計画を立てる時間そのものが、もう一つの楽しみになっています。

「お金」と「時間」、どちらか一方ではなく、そのバランスを自分なりに調整していくプロセスも、大人ならではの遊び方なのかもしれません。

ちなみに、紙の書き心地がよくて見た目も可愛いEDiTの手帳が、スケジュール管理のお供にお気に入りです。

Googleカレンダーと併用しながら、活用しています。

細かく予定を書き込みたい人や、1日1ページでその日のことを振り返りたい人にも、ちょうどいいボリューム感だと感じています。

子どもがいてもいなくても“大人の楽しい”は自分で決めていい

大人になればなるほど、「子どもがいるかどうか」でライフスタイルが語られがち。

でも実際は、子どもの有無に関係なく、「自分にとっての楽しい」を自分で定義していいのだと思います。

私は子どものいない妻として暮らしていますが、「だからこそ楽しいこと」もあれば、「だからこそ考えること」もあります。

👉️子どものいない夫婦の生活

例えば、平日の休みを使ってひとりで温泉に行ったり、夫と予定を合わせて少し贅沢な旅行をしたり。

子どもがいたら難しいかもしれない過ごし方を選べる一方で、「老後はどうしよう」「自分たちの面倒を見てくれる人はいないよね」と不安になる夜も、もちろんあります。

一方で、友人には子育ての合間に短い時間をやりくりして、小さな楽しみを積み重ねている人も多くいます。

どちらが正解・不正解という話ではなく、「自分の条件のなかで、どう楽しく生きるか」を考えられるのが大人。

誰かが決めた“理想の大人像”に合わせるのではなく、「私はこういう大人の楽しみ方が好きだな」と、自分なりの答えをゆっくり見つけていければ良いのだと思います。

限られた時間で何をするか考える“大人の遊び心”を楽しむ

学生の頃は夏休みや春休みが何週間もあったけれど、車がなければ移動できない田舎。

しかも、すぐ近くに住んでいる同級生もほとんどいなかったので、部活にでも行かない限りは、基本的には家で時間を持て余していることが多かったと思います。

今は、仕事や家事、親のことなど、やるべきことに囲まれた毎日。

その中で「限られた時間をどう楽しむか」を考えること自体が、大人の遊び心だと感じています。

例えば、丸1日休みが取れないなら、午前中だけお気に入りのカフェで本を読む時間にする。

遠出が難しい週末なら、電車で30分の温泉や美術館に行って、小さな非日常を味わう。

最近は、出かけた先でカメラを持ってゆっくり散歩する時間も、私にとって大事な「大人の遊び」になりました。

カメラの基本をイラストでやさしく教えてくれる『カメラはじめます!』は、可愛らしい絵と分かりやすい解説で読みやすく、旅先や日常の何気ない景色を撮るのが一段と楽しくなった1冊です。

「カメラに興味はあるけれど、難しい専門書はちょっと…」という人でも、マンガを読む感覚で気楽に読み進められます。

40代こそ「今が一番楽しい大人」でいるための目標

時間が無限でないからこそ、「限られた日程で楽しめる場所を真剣に探す」「交通費と宿のバランスを考えながら計画する」といった工夫が生まれます。

これは、学生の頃にはあまり意識してこなかった感覚です。

もうすぐ40代を迎える今、私にとってのテーマは「今が楽しい」を更新し続けること。

年齢を重ねるたびに、体力や環境の変化はあるけれど、その中でどうやって楽しみを見つけ直すか。

制限があるからこそ、「どのように時間を使うのかを考える」のが、大人の醍醐味だなと感じています。

年に数回の旅行も、その楽しみの一つ。

普段使いの旅(実家帰省も含め)には管理しやすい楽天トラベルを使うことが多いですが、少しご褒美感のある宿は一休.comOZmall、価格重視で探したいときはじゃらんnetYahoo!トラベルなど、お得なキャンペーンをしているサイトもよくチェックしています。

海外旅行の予約サイトは他にもあるのですが、長くなりそうなので割愛。また別の機会にご紹介します。

まとめ:大人になった今こそ「楽しい」のバリエーションを増やしていきたい

子どもの頃は、「大人になったらつまらない」とどこかで思っていました。

でも、実際に大人になってみると、責任や悩みと同じくらい、自由と楽しさも増えていると感じます。

お金と時間のバランスを考えながら、自分で行き先や予定を決めること。

子どもがいる・いないに関わらず、自分なりの“大人の楽しみ方”を選んでいくこと。

限られた時間の中で、小さな楽しみを積み重ねていくこと。そのどれもが、「大人になった今だからこそ味わえる楽しさ」なのだと思います。

40代が目前に迫った今、「若い頃にはできなかった楽しみ方」を、これからも少しずつ増やしていきたい。

そうやって、「大人になった今が一番楽しい」と言える自分でいたい。

この記事が、同じような世代の誰かが、自分の毎日の中にある“大人の楽しい”を見つけ直すきっかけになればうれしいです。

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