「何か質問はありますか?」と聞かれたとき、つい「特にないです」と答えてしまう。
「質問はありますか 聞かれた」「質問はありますか 特にない」で検索して、ここにたどり着いた方もきっといるのではないでしょうか。
あとから「あのとき聞いておけばよかった」ともやもやした経験はありませんか。
仕事の面談や説明会、病院の診察など、大事な場面ほど後悔が残りがちですよね。
この記事では、そんな場面でうまく言葉が出てこない理由と、明日から使えるシンプルな返し方をまとめています。
読み終わるころには、「何か質問はありますか?」が怖くなくなり、「特にないです」とだけ答えるクセから一歩抜け出せるはずです。
会話を自分から動かせるようになれば、仕事のしやすさや人間関係も少し楽になります。
私自身も長いあいだ質問が苦手な社会人だったからこそ、同じような気持ちを抱えている方に、少しでもヒントをお届けできたらうれしいです。
「何か質問はありますか?」で固まって「特にないです」と答えてしまうのは、あなただけじゃない
「何か質問はありますか?」と聞かれても、頭が真っ白になってしまう。そんな自分に落ち込む必要はありません。
まずは「質問できない自分」を責めるのではなく、なぜ言葉が出てこないのかを一緒に整理していきましょう。
なぜ「何か質問はありますか?」で頭が真っ白になるのか
私自身も長いあいだ、「何か質問はありますか?」と聞かれるたびに「特にないです」と、何となくごまかしてきました。
本当は気になることがあるのに、変なことを聞いてしまわないか、時間を取らせないかと不安になってしまうんですよね。
多くの人が、同じように戸惑いながら社会人生活を送っています。
「準備すれば変えられるクセ」として捉え直す
質問できない背景には「準備していないから」「とっさに言葉にする経験が少ないから」という、単純だけれど変えられる理由が隠れています。
理由が分かれば、対策も立てやすくなります。
質問できない自分を責めるのではなく、「準備さえすれば変えられるクセ」だと捉え直すことが、最初の一歩になります。
「特にないです」を卒業するための、日頃からの小さな習慣
「何か質問はありますか?」への返し方は、日頃から意識して聞いていれば、いざというときに自然と口に出せるようになります。
「何か質問はありますか?」と聞かれる前提で話を聞いておく
よく考えてみると、人から話を聞いているときは、だいたい最後にこの質問ってありますよね。
初めて言われて驚くようなものではなく、「きっと最後に聞かれる」と分かっていれば、慌てて構える必要もありません。
ここで大切なのは、完璧な質問をひねり出すことではなく、「とりあえず1つ聞いてみる」感覚を身につけることです。
具体的には、会議や説明を聞いている最中に、「分かりにくかったところはどこか」「もう少し詳しく聞きたい部分はどこか」を頭の中で考えつつ話を聞きます。
そうしておくと、最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたときに、「先ほどの〇〇について、もう少し具体例を教えていただけますか?」など自然に口に出しやすくなります。
「今、1つだけ聞くとしたら?」と自分に問いかける
質問のハードルを下げるための小さな習慣づくりが、未来の自分を助けてくれます。
「今、何か1つだけ聞くとしたら?」と自分に問いかけるクセをつけることで、「特にないです」から少しずつ卒業していけます。
ちなみに、私自身は紙やノートでのメモはあまり得意ではありません。
スマホのメモ機能も、話をしている側からすると「ちゃんと聞いてもらえているのかな」と不安にさせてしまいそうで、つい遠慮してしまいます。
質問は「ちゃんと聞いていました」のサインになる
質問するのが苦手だと、「余計なことを聞いてしまわないか」と不安になりますよね。
でも実は、「何か質問はありますか?」と聞く側は、質問が出てくることで「ちゃんと話を聞いてもらえている」と感じて安心することが多いです。
質問があるだけで相手は安心する
質問は、相手への興味と、理解しようとする姿勢のサインでもあります。
私も、説明する立場に回るようになってから気づいたことがあります。それは、質問してくれる人ほど印象に残るということです。
内容が少し難しくても、「今の話を、もう一度別の言い方で教えてもらえますか?」と聞いてくれると、「ちゃんと理解しようとしてくれているんだな」とうれしくなります。
「迷惑な質問」ではなく「関心のサイン」と考える
逆に、「特にありません」と言われてその場が静まり返ると、「どこまで伝わったんだろう」と少し不安になることも。
質問は、相手との信頼を育てるための小さなコミュニケーションの一歩です。
「迷惑をかける質問」ではなく、「関心を示す質問」と考え直すことで、ぐっと気持ちが楽になります。
会話を回す「何か質問はありますか?」の具体的な質問例
いざその場になると、「どんな質問をしたらいいか分からない」という方も多いと思います。
私の場合は、「ただ聞く」のではなく「考えながら聞く」ことを意識しています。
仕事・制度の説明のときに使える質問
例えば、仕事内容や制度の説明を受けているなら、「実際の現場では、どんな場面で今日の内容がよく出てきますか?」「同じような場面で、よくあるつまずきポイントがあれば教えてください」のように聞いてみるのがおすすめです。
時間が気になるときは、「今日の内容をふまえて、自分が最初に意識しておいた方がいいことを1つ挙げるとしたら何でしょうか?」と、ポイントを絞って聞くのも良い方法です。
時間がないとき・専門用語が多いときの質問
難しい専門用語が出てきたときには、「先ほどの〇〇という言葉を、もう少しかみ砕いて教えていただけますか?」と伝えるだけでも会話が広がります。
「全部を理解しよう」とするのではなく、「1つだけ深掘りする質問」を用意しておくと、ぐっと話がしやすくなります。
質問力を上げるために、私が取り入れている小さな習慣
「何か質問はありますか?」の返し方に自信を持つためには、日常のインプットや学び方も大切だと感じています。
私はここ数年、「質問力」や「コミュニケーション」をテーマにした本を少し手に取るようになりました。
本や講座から「使えるフレーズ」を拾う
例えば、「良い質問」をする技術、聞く力 心をひらく35のヒント
、質問力 話し上手はここがちがう
の3冊です。
前の2冊は相手の気持ちに寄り添いながら質問や聞き方を整える内容が中心で、質問力: 話し上手はここがちがうは会話全体を心地よく転がしていくコツがまとまっている印象です。
どれも実際の会話をイメージしやすく、参考になります。
難しい理論よりも、実際の会話例が載っているものを選ぶと、明日から真似しやすく感じます。
たとえば、本を読みながら「このフレーズなら自分も使えそう」と思った部分は、意識して覚えておくようにしています。
ふとしたときに「ここが使いどきだ!」と思い出して、実践で使ってみたりもします。
メモより「実際に使ってみる」ことを重視する
メモだけ取って満足してしまうよりも、多少あやふやでも実際に使ってみる方が、言葉が自分のものになりやすいと感じています。
こうした小さな積み重ねが、結果的に仕事のしやすさや評価にもつながっていきました。
自分に合う本や講座を味方につけて、「聞き方・たずね方」を少しずつアップデートしていくことが、長い目で見て大きな財産になります。
まとめ:今日から「特にないです」を1回減らしてみる
「何か質問はありますか?」にいつも「特にないです」と答えてしまうのは、決してダメなことではありません。
ただ、その一言を少しだけ減らしていくことで、仕事のしやすさや人間関係が楽になることもあります。
日頃から「どこが分かりにくかったかな」と意識して話を聞くこと、そして完璧ではなくても1つ質問してみること。
その小さな積み重ねが、あなたのコミュニケーションを柔らかく変えていきます。
完璧な質問を用意する必要はありません。
「今、1つだけ聞くとしたら何だろう」と自分に問いかけてみる。その繰り返しが、気づけばあなたの強みになっていきます。
