共働き夫婦の資産形成|ほぼ貯金ゼロから10年で3,000万円に至るまで

子どものいない夫婦

こんにちは。沖縄出身・関東在住のSannie(サニー)です。X(旧Twitter)Instagramのフォローもよろしくお願いします。

共働きで子どものいない夫婦が、ほぼ貯金ゼロから10年で3,000万円を築いた記録を振り返ってみようと思います。

私たちは、もともと「お金を貯められない人」でした。

同棲を始める際にお互いの貯金額を確認すると、それぞれ20万円台。ハッキリ言って、悪い意味で似た者同士です。

合わせて50万円もなく、同棲スタートに必要な初期費用で、現金がほぼゼロになってしまいました。

※この記事は私たち夫婦の体験を記録したもので、特定の金融商品や投資方法を勧めるものではありません。

ほぼ貯金ゼロの共働き夫婦が同棲前に経済状況を正直に話し合った理由

同棲の話が出たのは、夫(当時は彼)と付き合い始めて1年ほど経った20代後半の頃。お互いにとって、結婚を見据えるタイミングだったと思います。

同棲前にお互いの経済状況をしっかり共有し、「一緒に貯めていこう」と腹を括れたことが、後の資産形成の大きなスタートラインになりました。

ちなみに、夫の状況を聞く前に、まず自分の経済状況を正直に伝えたこともポイントでした。

正直、自分のことを話すのは恥ずかしかったし、嫌われないかという不安もありました。自分の口から経済状況を一つずつ説明するのは、辛かったです。(笑)

とはいえ、「相手のことを知りたいなら、まずは自分のことから伝える」ということは、今でも普段から気をつけています。

もしここでお金の話を避けたり、向き合えない相手であれば、そもそも同棲はしなかったかもしれません。

貯金ゼロに近い2人が少額投資を始め、同じスタートラインに立てた理由

同じスタートラインに立った夫婦が少額投資を始めるまでの図解

夫と出会う前の私は、収入が少なく、生活するだけで精一杯。

貯金なんて考えられず、若さゆえに楽しいことを追い求めて、浪費や飲み歩きが日常になっていました。

そんな私が将来を意識するようになったのは、夫との交際がきっかけです。

初めて「貯金しよう」と思い立ち、1年かけて貯めた20数万円は、当時の私にとって大きな達成感でした。

20代後半にもなって「それしか貯金がないの?」と思われるのが怖かったのですが、夫も同じような状況だったので、むしろホッとしたのを覚えています。

「相手も同じ場所にいるなら、きっと一緒にスタートラインに立てる」と、当時の私は、そんなふうに思いました。

ちょうどその頃、「まずはやってみよう」という気持ちで、NISA口座を開設し、少額ながら投資信託や金の積立も始めました。

1,000円だけ外貨に替えてみたりもして(笑)、どれも月に1,000円〜5,000円程度の小さなチャレンジでした。

今振り返ると、資金も知識もほとんどない中で、よく始めたなと思います。でもきっと、あの頃の私は現状を変えたくて、必死にもがいていたのだと思います。

その後、ライフイベントの都合で、始めた投資商品の一部は手放すことになりましたが、「自分の意思で一歩踏み出した経験」は、資産形成に対する意識を大きく変えてくれました。

共働き夫婦の資産形成を支えた、同棲開始と同時に決めた家計ルール

同棲開始時に決めた生活費と貯蓄の家計ルール

同棲を始めたとき、私たちは「生活費」と「貯蓄」について、項目ごとに金額を細かく決めました。生活費は、住居費・食費・雑費・ペット費などに分けました。

今では夫の負担額の方が多くなっていますが、当時は同じ金額を家計に入れていました。その後、義母との同居も始まり、義母からも生活費を受け取り、その一部を義母個人の貯蓄に回しています。

夫婦の貯蓄は、大きく「老後資金のための投資」と「使用目的が決まっているお金」の2つに分けました。この仕組みが、貯蓄習慣を定着させるきっかけになったと思います。

ネット銀行やネット証券も積極的に活用し、目的別に口座を分けた仕組みは、今もそのまま継続中です。ちなみに、資産額は夫と私で半々になるように調整しています。

内訳の詳細や、ネット銀行・ネット証券の活用方法は長くなってしまうので、また別の記事にしたいと思います。

ちなみに、夫にとっては「同棲でお金が浮くと思ったら、逆に使える額が減った」とショックだったようですが、今では「最初に習慣化できたのは結果的に良かった」と言っています。

ライフイベントで貯蓄が減っても、共働き夫婦が積み立てを続けた理由

ライフイベントで資産が減っても積み立てを継続した流れ

入籍した頃の私たちの総資産は、およそ160万円。

その後、結婚指輪や生活費で資産はやや減りましたが、1年後には300万円以上に増えました。

しかし、結婚式の準備で現金が必要になり、最終的には現金が100万円を切る状態に。

このとき、保有していた投資信託や株式のうち、利益が出ていたものは現金化しましたが、その時点では売却しなかったものも残りました。

ただ、少額ながらも証券口座に投資信託や株が残っていたことで、評価額がマイナスでも「完全なゼロではない」と思え、精神的な支えになりました。

そのうちプラスになるだろうと、なぜか楽観視していた部分もあります。

その後も、義母との同居に伴う引っ越し(費用60万円)などで現金が減る局面がありましたが、同棲当初に決めた配分を変えず、毎月の積み立てを続けました。

この習慣が、長期的な資産形成の土台になったと感じています。

夫の転職を後押しし、共働き夫婦の資産形成が大きく加速した経緯

夫の転職後に資産が増減した推移

コロナ禍の頃、夫から「転職をしたい」という相談を受けました。

義母との同居生活が始まって数年が経ち、将来の生活やお金のことを現実的に考える中で、夫は「今こそ動くべき」と決意したようです。

当時の資産は470万円で、大きな余裕があるとは言えませんでしたが、私にも一定の収入があり、共働きで生活費を賄える見通しがありました。

たとえ転職がうまくいかなくても、生活がすぐに立ち行かなくなることはないと判断し、夫を後押しすることにしました。

結果的に転職は良い方向に進み、退職金の受け取りや年収アップも重なって、私たちの資産形成は大きく進みました。

  • 転職後、総資産は1,000万円を突破
  • その後、2,800万円台まで到達
  • 相場の下落で一時2,300万円台まで減少
  • それでも、再び3,000万円を突破することができました。

もちろん、また大幅に減る可能性もありますが、下落時には「追加投資しよう」と考えられるくらい、値動きへの耐性はつきました。

共働き夫婦が支え合い、暮らしの変化を受け入れながら資産形成を続けた理由

夫婦で支え合いながら生活の変化を受け入れてきた10年の資産形成

ここまでの資産形成には、夫婦それぞれが担ってきた役割がありました。貯金や投資を始めようと提案し、夫を巻き込んだのは私です。

とはいえ、今では夫の方が資産形成に熱心に取り組んでいて、その点はありがたく思っています。

もちろん、夫の転職による収入アップや退職金が、資産形成を大きく加速させたのは事実です。

一方で、私自身も高収入ではありませんが、一定の収入を得ていたことで、夫の転職という挑戦を支えられた部分はあったと思います。

また、義母との同居をはじめ、その時々の暮らしや投資環境の変化に向き合ってきたことも、結果的にこの10年の資産形成につながりました。

実際のところ、義母との同居がなければ、夫の転職もなかったかもしれません。もともとの職場は安定しているように見える環境でしたが、同居が転職を考えるきっかけの一つになったことは、夫自身も認めています。

夫が転職せず、当時の家計状況のままコツコツと貯蓄を続けていたとしても、それはそれで楽しかったと思います。

根拠のない自信ではありますが、どんな未来になっても、私たちは楽しんでいけると思っています。

一方で、資産が増えた今も、自分の収入や仕事を手放すことには、また別の不安があります。

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資産形成を続けたからこそ、お金を使うことを必要以上に恐れない

ここまで貯めることについて書いてきましたが、私自身がこれからも忘れたくないのは、「お金を使うことを必要以上に恐れない」ということです。

誰にとっても、使える時間には限りがあります。

その限られた時間を無駄にせず、人生を豊かにする経験や学びにお金を投じることも大切だと思います。

今振り返ると、無駄遣いだったと思える10代・20代の頃の経験も、楽しい思い出とともに、今の私を形づくる糧になっています。

節約や貯蓄ももちろん大事ですが、経験や成長に投資することが、結果的に人生の満足度や選択肢を広げてくれるのではないでしょうか。

まとめ:貯金ゼロに近い共働き夫婦が10年で3,000万円を築けた理由

貯められない夫婦が10年で3000万円を築けた5つの理由

結果として、もともと「貯められない」私たちでも、貯蓄を習慣にし、転職や投資に伴う変化にも向き合いながら、10年で3,000万円以上の資産を築くことができました。

  • 同棲前にお互いの経済状況をオープンにした
  • 家計ルールを決め、目的別の貯蓄を習慣化した
  • ネット銀行やネット証券を目的別に活用した
  • 転職やライフイベントに伴うリスクも受け入れた
  • 夫婦それぞれの収入で支え合った

これからも、市場の変動やライフイベントに柔軟に対応しつつ、「貯めるだけで終わらない」資産の活用も模索していきたいと思います。

資産形成を続けてきたことで、将来の住まいについても、以前より現実的に考えられるようになりました。

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今後も、自分たちにできる範囲で、暮らしと資産をコツコツ積み重ねていきたいと思います。また何かの節目に、私たちの記録を残せたらと思います。

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