海外で受けたカルチャーショック。飲み残しをそのまま捨てる文化に驚いた話

カルチャーショックの話

こんにちは。沖縄出身・関東在住のSannie(Instagram)です。

海外でのカルチャーショックは数あれど、いまだに慣れないのが「飲み残しをそのままゴミ箱に入れる」という習慣です。

日本では、飲み残しや氷を分けて捨てる“分別文化”が当たり前になりつつありますよね。

でも、そんな感覚を持って海外に出ると、「えっ!?」と驚くような光景に出くわすことがあります。

海外でのカルチャーショック。「飲み残しを捨てる」文化に驚いた瞬間

日本のファーストフード店やカフェでは、返却口があり、飲み残しや氷を捨てる場所、カップやストローを分けて処理する場所が整っています。

海外で目にした光景は、飲み残しがあろうと、氷が残っていようと、ただゴミ箱に「ポイッ」と捨てる。

そんな日本では久しく見ない光景が、まだまだ「スタンダード」だという事実に驚きました。

今のところ認識があるのは、タイ・フィリピン・インドネシアなどアジア圏ばかりですが。インドは…論外でした。(ごめんなさい)

今後、ヨーロッパ方面に行った時はどんな様子かご紹介する機会もあるかもしれません。

日本と海外のマナーの違い。むしろ、罪悪感があることが誇らしい。

日本での当たり前が、海外ではまったく違うのは、様々な場面で遭遇します。

私が今まで訪れた国では、そもそも分別についても「ゆる~い」印象のところが多かったです。

「郷に入っては郷に従え」とは良く言ったものですが、海外での「当たり前」を見せつけられるたび、ペットボトルを飲み終わったら、自宅でも外でも、ラベルとキャップを外すことが習慣化した典型的な日本人の私は、思わず罪悪感に苛まれてしまいます。

そして同時に、そんな自分の中の“日本人らしさ”を改めて実感する瞬間でもあり、誇らしくも思います。

日本の道徳教育のレベルは世界一だと思いますし、後からこの土地に来る日本人の為にも、恥ずかしくない行動をしようと常に心がけています。

なぜ海外では“飲み残しごと捨てる”のか?文化背景を考えてみた

国によっては“廃棄物を処理するスタッフが分別する”という前提があるのかもしれません。

日本のように“捨てる側が分ける文化”ではないのだと思います。

海外に行くと感じるのは、「人の仕事を奪わない」ということが当たり前にある共通認識なのかな?と思うこともあります。

日本でレストランへ入ると、店員さんに一切接触しない店も増えました。勝手に席に座る、タッチパネルで注文、配膳ロボットが運んでくる、支払いはセルフ。

見効率的に見えても、実は“お客に労働を委ねている”ようにも感じてしまいます。

そうした社会の仕組みを背景に、日本では「自らやること」に抵抗がなくなっているとも言えます。

一方で、それを“誰かの仕事を奪っている”と見る世界も、もしかしたらあるのかもしれません。

まとめ:カルチャーショックから学んだこと。違いを知ることで当たり前を疑う

カルチャーショックは、驚きでもあり、学びでもあります。

旅先で感じる“違和感”や“戸惑い”の中には、その国の価値観や人々の考え方が映し出されています。

日本の常識が通じないとき、「どうして?」と感じるのは自然なこと。

違いを知ることで、自分の中の“当たり前”を見つめ直すきっかけになるのかもしれません。

国が違えば、ルールも、働き方も、時間の流れも違う。そんな瞬間に触れるたび、世界の多様さを実感します。

また別の国で感じた、“ゴミ”にまつわるカルチャーショックや、日常の中の小さな気づきも、これから少しずつ記事にまとめていけたらと思います。

タイトルとURLをコピーしました