飛行機で顔が痛いのは副鼻腔炎?航空性副鼻腔炎と診断された私の体験談

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飛行機に乗ったとき、
「顔の奥がズキズキ痛む」
「頭が締め付けられるように痛い」
そんな経験はありませんか。

私が体験したのは、飛行機が離陸してしばらく経った頃、それまで感じたことのない強烈な痛みが顔の奥から一気に広がるというものでした。

最終的には痛みが頭全体にまで及び、「頭が割れる」という表現が初めて誇張ではないと感じたほどです。

その後、耳鼻科を受診して「航空性副鼻腔炎」と診断され、治療を続けました。今では、飛行機に乗ること自体への強い不安はなくなっています。

この記事では、

  • 実際に起きた症状
  • 医師から説明された原因
  • 受診後に行った治療と、その後の変化
  • 次のフライトから私が気をつけていること

を、私自身の受診経験をもとに書いています。

これから飛行機に乗る予定がある方や、過去に似た痛みを経験したことがある方の参考になれば幸いです。

※この記事は、私自身が耳鼻科を受診したときの経験をもとにした体験談です。症状や原因、治療法は人によって異なり、医療上の判断に代わるものではありません。強い痛みや繰り返す症状がある場合は、自己判断せず医療機関へ相談してください。

飛行機で顔が痛い。耳鼻科で航空性副鼻腔炎と診断されるまで

最初は
「気圧のせいかな」
「寝不足だったかも」
その程度に考えていました。

ですが、年に何度も飛行機に乗る生活の中で、あまりに強烈な痛みを繰り返したことで、強い不安を感じるようになりました。

自分でも調べていく中で、「航空性副鼻腔炎」や「飛行機頭痛」という言葉を知りました。

ただし、この2つは同じ診断名ではありません。国際頭痛分類(ICHD-3)では「飛行機による頭痛」が別の頭痛として扱われています。

私の場合は耳鼻科の専門クリニックを受診し、「航空性副鼻腔炎」と診断されました。

それまで「飛行機に乗るとたまに痛くなるだけ」と考えていたので、きちんと受診して初めて、自分の症状について向き合うことになりました。

私は乗り物酔いしやすく、過去に副鼻腔炎と診断されていた

実は過去に、副鼻腔炎と診断されたことがあります。

ただ当時は大きな支障もなく、「そのうち治るだろう」と通院をやめてしまいました。

20代の頃は、自分の健康にかなり無頓着だったと思います。

また、体感として私は乗り物酔いしやすく、気圧の変化でも耳に違和感を覚えやすいタイプです。

  • エレベーターで耳に圧を感じやすい
  • 車で坂道を下ると気持ち悪くなる
  • ダイビングで耳抜きができない

飛行機の降下時に体調が悪くなり、着陸後はぐったりすることも珍しくありませんでした。

コロナ禍でしばらく飛行機に乗らない期間がありましたが、再び年に数回搭乗するようになったタイミングで、人生で経験したことのない激痛に襲われたのです。

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私が飛行機で経験した顔・頭の痛みと、その始まり方

私の場合、痛みは次のように進行しました。

  • 鼻の横(顔の右半分)から痛みが始まる
  • 口角付近までじわじわと広がる
  • 歯医者の麻酔後のような感覚になる
  • 締め付けるような痛みが頭まで広がり、涙が止まらなくなる

最終段階では、じっとしていられないほどの痛みでした。

自分の意思とは関係なく、涙が勝手に出てきます。

機内という環境上、横になることもできず、ただ耐えるしかありません。

当時は
「もしかして脳の病気では…」
と一瞬よぎったほどです。

JALのCAさんが何度も様子を見に来てくださり、その存在が本当に心強かったことを覚えています。

医師から聞いた、航空性副鼻腔炎と飛行機の気圧変化の関係

私が受診した耳鼻科では、飛行機の気圧変化によって副鼻腔の内外に圧の差が生じたことが、今回の強い痛みに関係していると説明されました。

副鼻腔の位置を示したイラスト。飛行機の気圧変化と顔の痛みについて説明するために掲載

先生の説明を私なりに理解すると、

  • 副鼻腔の空気がうまく逃げにくくなる
  • 副鼻腔の内外に気圧差が生じる
  • その結果、強い痛みにつながる

という流れでした。

鼻の横から痛みが始まったことにも、副鼻腔の状態が関係していたと説明を受けました。

耳鼻科の先生からは、

  • 放置すると悪化しやすいこと
  • 治りきる前に飛行機に乗ると、再び症状が出る可能性があること
  • 治療中は搭乗を控えた方がよいこと

などを説明されました。

それまで「そのうち治るだろう」と考えていたので、「自然に治るものではない」と聞き、正直反省しました。

航空性副鼻腔炎で私に処方された薬と、耳鼻科で聞いた話

私に処方されたのは、内服薬4種類と点鼻薬2種類でした。

耳鼻科を受診した際に処方された内服薬と点鼻薬
  • クラリス
  • カルボシステイン
  • デザレックス
  • モンテルカスト
  • ナゾネックス点鼻液
  • コールタイジン点鼻液

これは、あくまで私が診察を受けたうえで処方された薬です。同じような症状でも、必要な薬や使い方が同じとは限りません。

後日、別の耳鼻科でも処方内容について確認したところ、いずれも副鼻腔炎の治療で使われる薬だと説明されました。

私は不安が大きかったため、航空会社の社医経験がある医師のいる鼻専門クリニックを受診しました。似た症状が気になる場合は、まず耳鼻科で相談してみるのがよいと思います。

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治療を続けた後、飛行機での顔や頭の痛みはどう変わったか

私の場合、この薬を約12週間継続して服用しました。

途中、薬を飲んでいるにもかかわらず搭乗したフライトでは、症状が出てしまったこともあります。

市販の鎮痛剤を飲んだこともありますが、私の場合はほとんど効きませんでした。

普段経験する頭痛とは、かなり違う痛み方だったことを覚えています。

それでも医師の指示に沿って治療を続けた結果、私の場合は最終的に症状が改善しました。

治療期間や経過は人によって異なるため、「12週間続ければよい」という意味ではありません。薬の継続や中止については、診察を受けた医師の指示に従ってください。

次のフライトから、飛行機に乗る前に私が気をつけていること

以前のような強い痛みを経験してから、飛行機に乗る前の体調はかなり気にするようになりました。

現在、私が意識しているのは以下のようなことです。

  • 鼻づまりなど、体調に気になる点がないか搭乗前に確認する
  • 処方された点鼻薬は、医師から指示されたタイミングで使用する
  • 精神的に緊張しすぎないように、機内でリラックスできる方法を見つける

点鼻薬については、私が医師から処方されたものを使った経験を書いているだけなので、この記事では特定の市販薬をおすすめすることはしません。

もう1つ、私自身が意識していたのが、機内でできるだけ休むことです。

一度あの痛みを経験してからは、飛行機に乗るだけで身体に力が入ってしまう時期がありました。

そこで、短いフライトでも目を閉じて休みやすくするために、ホットアイマスクを持っていくようになりました。

これは航空性副鼻腔炎の治療や予防を目的に使っているものではなく、単純に機内で休むための旅行用品として使っています。

普通のアイマスクでも十分ですが、私は使い切りできる手軽さが気に入って「めぐりズム」をよく持っていきます。

ちなみに私は、ラベンダーの香りが一番リラックスできます。

飛行機に乗る前の旅行用品も見直したい方は、トラベルグッズ専門店を訪れたときの記事もあります。👇️

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航空性副鼻腔炎について、私が受診前に知りたかったこと

ここからは、私自身が症状に悩んでいたときに気になっていたことを、実際の受診経験をもとにQ&A形式で書いています。

Q1. 風邪気味・鼻づまりがあるとき、搭乗前に気をつけていることは?

A. 私は、鼻づまりなど体調に気になる点がないか、搭乗前に確認するようにしています。

旅行や帰省では、簡単に飛行機をやめられないことも多いので、以前のような強い痛みを経験してからは、特に鼻の状態を気にするようになりました。

治療中に飛行機へ乗ったときは、処方された点鼻薬を医師に指導されたタイミングで使用していました。

Q2. 耳抜きが苦手なのは関係ある?

A. 私自身は耳抜きが苦手で、エレベーターや坂道でも耳に圧を感じやすいタイプです。

ただ、耳抜きが苦手なことと、今回診断された航空性副鼻腔炎に関係があるのかは、私には判断できません。

私の場合は「耳抜きが苦手」ということも含めて、自分の体質や症状について受診時に伝えました。

Q3. 何科を受診した?診察ではどう伝えた?

A. 私は耳鼻科を受診しました。

診察では、「飛行機に乗ると、顔の奥が片側だけ激しく痛くなります」と、実際に起きた症状を伝えました。

あわせて、鼻の横から顔の右半分へ痛みが広がったことや、離陸後に症状が出たことなども伝えています。

受診するときは、自分で病名を決めるより、「どこが痛かったか」「飛行機のどのタイミングで起きたか」を具体的に伝える方が話しやすいと感じました。

Q4. 同じ痛みが出ると思うと、次の飛行機が怖くならない?

A. 怖くなりました。

あの痛みをもう一度経験するかもしれないと思うと、しばらくは飛行機に乗ること自体に身構えてしまいました。

ただ、耳鼻科を受診して航空性副鼻腔炎と診断され、治療を続けたことで、以前ほど強い不安は感じなくなりました。

今では海外旅行や帰省で飛行機に乗っていますが、搭乗前の体調は以前より気にするようになっています。

Q5. 歯にも違和感があった?

A. はい。私の場合は、痛みが顔に広がる途中で「歯医者で麻酔をした後」のような感覚がありました。

顔や頭だけでなく、歯のあたりまで違和感が広がったことで、当時は何が起きているのか分からず余計に不安になったことを覚えています。

この歯の違和感も含めて、私が飛行機の中で実際に経験した症状のひとつです。

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まとめ:飛行機で顔や頭が強く痛むなら、我慢を続けず耳鼻科へ

飛行機で顔や頭に強い痛みが出て、鎮痛剤が効かない痛みがある場合、我慢せず耳鼻科を受診することをおすすめします。

私も最初は「気圧のせいだろう」と考えていましたが、耳鼻科を受診して航空性副鼻腔炎と診断され、治療を始めました。

もちろん、同じような痛みでも原因や必要な治療は人によって異なります。

この記事は私自身の経験にすぎませんが、「一度診てもらおう」と考えるきっかけのひとつになればうれしいです。

次のフライトが、少しでもラクになりますように。

【追記】
2025年には、実家への帰省や海外旅行も再開できていました。私の場合は、その後、以前のような強い痛みは出ていません。

記事に載せきれなかった旅の写真はSNSにも

旅先で撮った景色やホテル、街歩きの写真などをXとInstagramにも投稿しています。ブログとは少し違う、写真で残した旅の記録も覗いてみませんか?

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この記事を書いたひと
Sannie

関東在住のSannie(サニー)です。趣味で撮った写真や日々のこと、国内外の旅行、日常のことについて書いています。詳しいプロフィールはこちらで紹介しています。

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